CubaseSXやSONAR、Logic、Digital Performer……と、現在さまざまなDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトがあります。
DAWソフトの定義というのは、はっきりしたものはありませんが、基本的にはオーディオのレコーディングや編集、ミキシングなどができるもので、かつたいていはMIDIについてもさまざまな操作ができるものを指しています。こうしたソフトの多くは海外製であり、かつ価格も結構なものとなり、はじめてのユーザーが気軽に購入できるというものではありません。もちろん、安いから初心者用という考え方も間違っており、いかに使いやすいか、分かりやすいかというのが問題ではあるのですが、まあ高いと手を出しにくいというのは実際のところでしょう。
そんな中、たった3,500円のDAWソフトがあるというのをご存知でしょうか?「Music Studio Independence」という、日本人が作った国産ソフトです。作ったのはFrieveさん。日本のソフトですから、マニュアルを読んだり、サポートするWebへのアクセスもすべて日本語で行えるというのは大きなメリットです。Music Studio Independenceは突然登場したわけではなく、ほかのDAWと同様、最初はMIDIシーケンサとして登場し、その後バージョンアップを重ねながら機能を追加して、現在のものへと発展してきたのです。