DTM・デジタルレコーディングユーザーにとってもうひとつ気になるのは、バンドルソフト。Audigy 2 Platinumには、まさにDTM・デジタルレコーディング系のソフトがバンドルされているのですが、具体的にいうと
Cubasis VST CE
WaveLabs Lite
TRAKTOR DJ
の3本です。Live!後期の製品やAudigyでは、Cubasis VST、WaveLab Lite、ReCycle! LiteのSteinberg3点セットと、ACID Styleという組み合わせでしたが、今回からはちょっとこの組み合わせも変化しています。
このうちCubasis VST CEは4.0ベースのものとなっていて、Cubase VSTと同じデザイン、同じユーザーインターフェイスとなっています。また、それに伴いソフトシンセも4つほどバンドルされるなど、これを手に入れるために購入してもほとんど損はないほどです。なおWaveLab Liteは従来と同じもので、ReCycle!Liteはなくなっています。
一方、ACID Styleの代わりに入ったTRAKTOR DJは、ソフトシンセで有名なNative Instrumentsが開発したDJソフトで、その上位バージョンTRAKTORは以前もガイド記事で取り上げました。ただ、このTRAKTOR DJはTRAKTORよりも使い勝手がよく、現在ランドポートから\8,380で発売されているものと同等です。
なお、Audigy 2は24bit/96kHzのダイレクトレコーディングに対応しているとのことでしたが、これはDirectSoundやMMEドライバ経由でのレコーディングに限られ、ASIOドライバでは24bit/48kHzまでのようでした。これについては、今後ドライバのアップデートなどで対応される可能性もあるので、楽しみにしていたいところです。
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