それが、ここに来て国内の代理店戦略にも変更が出てきているのです。
システムコマンダーをはじめとするPCツール群を扱っていたソフトボート(5月1日からプロトン、ワイ・デー・ケー・システムセンターと3社で合併し、新社名プロトンとして発足する。またソフトボートの事業はプロトンのソフトボート事業部として継続される)が販売を開始すると発表されたのです。
その第1弾として登場するのが
MAGIX Music!
MAGIX Audio Cleaning!
の2本でいずれも\9,800という価格になっています。

簡単にいえば、ACIDのようにトラック上に素材データを並べるだけで音楽が作れるツールなのですが、単にWAVファイルを貼るだけではなく、同梱の各種ソフトシンセを利用することで、さらに自由度の高い音楽を簡単に作り出すことができるほか、ビデオ機能も搭載しているので、ビデオを利用したオリジナル作品も容易に作ることが可能です。

今後、このプロトン・ソフトボート事業部は第2弾、第3弾のMAGIX製品を出していく模様ですが、その際、ミュレイディアとの関係がどうなるのか、やや不明な点もあります。
海外の業界動向も気になるところですが、国内の代理店の動きも当分目が離せそうにありません。