DTM・デジタルレコーディング/レコーディング・制作ノウハウ

プロミュージシャンに聞くレコーディングの実際 プロはPCをどう利用するのか

多くのDTMユーザーにとって気になるプロの活用法。そこで、ピアノとボーカルという構成の女性2人のユニットAreareaにパソコン/DTMをどう利用しているのかを聞いてみました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

プロミュージシャンはパソコンやMIDI機材、オーディオ機材をどのように使っているのかはとっても気になるところです。そして、その使い方は多くのユーザーにとって参考になるものだと思います。

そこで今回はArearea(アレアレア)という女性2人組のユニットにインタビューしてみることにしました。りのさん(ボーカル)、ゆきさん(ピアノ)といういたってシンプルなこのユニットのサウンドは完全なアコースティック。

リリースされている3枚のCDのサウンドにはボーカル、ピアノ以外にもドラム、ギター、ベースなどが入っているものもありますが、やはりきれいなアコースティックなサウンドに仕上がっているのです。

しかし、話を聞いてみると、そのアルバム制作過程においてはデジタル技術が駆使されており、MIDIはもちろん、ソフトシンセやデジタルレコーディング機材がいろいろと使われているというのです。

また、その制作においては、本番のレコーディング前の下準備ともいえるプリプロの段階と、レコード会社のスタジオでProToolsを用いてレコーディング行う後半の段階に大きくふたつに分かれています。ここでは、より多くのユーザーに参考になると思われるプリプロでの話を中心に伺いました。

なお、Areareaのオフィシャルサイトには、そうしたアルバム、マキシシングルの情報はもちろん、実際に、そのサウンドの一部を聞くこともできますので、そうした音も参考にしつつ、インタビューを読んでいただければと思います。
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