2001年楽器フェアにてエディロール(ローランド)とヤマハがDTM関連のソフトをいろいろと発表しました。とくにエディロールはCakewalk関連のソフト多数とまったく新しいソフトシンセを2種類を発表しています。
楽器フェアの初日である10月18日、池袋の会場へ行ってきました。会場には4時間ほどいたのですが、結局見たのはDTM関連とレコーディング機器が展示されている展示ホールDのみ。Roland、EDIROL、BOSSの3ブランドのプレス向け新製品発表会が14時15分からあるということで、それに合わせて行ったのですが、結局終了時刻の18時までそのフロアに留まってしまいました。
この新製品発表会においてソフトシンセが登場するという噂は聞いていたのですが、それ以外はほとんど期待していなかったのです。ところが、実際に発表会に行ってみるとEDIROL関連の製品が続々と登場していてかなり驚きました。
約1時間の発表会の後、そのままヤマハブースへ向かうとなんと見たことのないソフトが展示されているとともに、ステージでそのソフトのデモまでやっているではないですか。一瞬、何か大切な発表会に行き忘れたのだろうかとあせったのですが、聞いてみると今日が初の披露だとか。
さらにローランド、ヤマハに限っていえばGSとXGの相互乗り入れの具体的な製品を発表したのも大きなニュースであり、ローランド側は新音源のSD-90と電子ピアノHPi-5をXG Lite対応に、ヤマハ側は既存のMU2000およびMU1000をGS対応にしていました。
その後、会場を歩いてみると、ミディアはLogic Audio用のフィジカルコントローラーLogic ControlやNativeInstrumentsのソフトシンセFM7発表していたり、コルグは超小型のUSB対応レコーダPANDRA4 PXR4を発表していたり、FOSTEXの低価格なDAWやM-AUDIOの新型オーディオインターフェイスが展示されているなど、かなり面白いものがいろいろありました。
さすがに全部を紹介していると、キリがないので、今回はEDIROLの新製品およびヤマハの新型シーケンスソフトに限って具体的に紹介しましょう。