Sim氏――AudigyはSound Blaster Live!の上を行く、高性能・高品位なサウンドカードです。このAudigyの中枢にはAudigyプロセッサというものを搭載し、24bit/96kHzのサンプリングビット数、サンプリングレートを実現し、S/N比も100dBという従来のサウンドカードとは次元の異なる高音質なものに仕上げています。
藤本――Live!にもEMU10K1というDSPが搭載されていましたが、Audigyはその後継のチップであると考えればいいのですか?
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また、ご存知かと思いますが、EMU10K1、AudigyプロセッサのルーツとなるのはE-MU SystemsのサンプラーEmulatorです。そのためAudigyはサンプラーとしても、非常に高性能なものとなっており、音楽制作の用途においても強力な武器となってくれます。
藤本――24bit/96kHzのサウンドカード、オーディオカードというものは、これまでもプロ用のレコーディング機材としてドイツやアメリカのメーカーが出していましたよね。Creativeは、このAudigyの登場によって、こうしたプロ用のレコーディング市場に殴りこみをかけたと捉えていいのでしょうか?
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