特にクラシックではCDより表現力が高いといわれるアナログレコード。これをうまく処理することで、CDよりもいい音で、デジタル化して現代に蘇らせることができます。そんな方法を紹介しましょう。

アナログレコードをDVDオーディオへと仕上げる


アナログレコード
古いアナログレコードを最高の音質でデジタル化してDVDオーディオとして復活させる
CDはノイズレスで、クリーンな音だけれど、ダイナミックレンジが狭く、とくにクラシックではその表現力がアナログレコードに劣ることがある、ということは前回も紹介したとおりです。

でも、だからといってアナログレコードをそのままの形で聴き続けるというのも大変です。またアナログレコードは、ダイアモンドを使った針で音を刻んだ溝の上を滑らせて再生するという特性上、聴けば聴くほど、溝が磨耗し、傷んでいくという問題があります。

そこで、レコードをデジタル化し、CDよりも遥かに高音質なDVDオーディオへ仕立て上げる方法について紹介していきましょう。うまく処理することで、アナログレコードの良さを最大限生かしながら、ノイズを無くし、さらにいい音にすることが可能です。

もちろん、これだけのことは、お気軽・簡単にとはいきません。ある程度の手間と時間、そして若干の予算も必要となります。でも、慣れてしまえばそう難しいことではないし、コツをつかめば、どんどん作業を進めることができます。そこで、ここでは、基本的な流れとそのエッセンスについてお伝えしていきます。


レコードプレイヤー、オーディオインターフェイスなどを用意


レコードプレイヤー
最近、流通量も増えてきているレコードプレイヤー。最近のものならフォノイコライザも搭載されていて、便利に使える。このプレイヤーは量販店で8,000円弱で入手
まず、実際の作業をするにあたって準備が必要になります。揃えるものは以下のとおり。
   Windowsパソコン
   レコードプレイヤー
   オーディオインターフェイス
   波形編集ソフト
   DVDオーディオ書き込みソフト

なかにはMacで作業したいという人もいるかもしれませんが、目的をDVDオーディオ作成としたとき、Mac用でこうしたソフトがないため、できないので、1台Windowsマシンを用意してください。

レコードプレイヤーは古いものがあれば、それを引っ張り出してきてください。ない場合は、1台新たに購入してみてはいかがでしょうか? 実は最近、このプレイヤーが結構増えてきており、安いものなら1万円以下で入手可能です。もちろん、最高の音をというのなら、もっと高級なものを購入してもいいのですが、デジタル機器との組み合わせで安いプレイヤーでもかなりいい音でデジタル化することは可能です。