キャベツダイエットの方法……味付けはノンオイルで
まず、「キャベツダイエットで痩せる理由」「キャベツに含まれるダイエット&美容効果」をしっかり理解しましょう。今回は、その後にやるべきキャベツダイエットのやり方をご紹介しましす。また、よりスムーズにダイエットを成功させるコツや、失敗しないための注意点なども解説していますので要チェックです!
キャベツダイエットの方法
■キャベツ1/6個をざく切りにキャベツダイエットとは、キャベツ1/6個(約200g)を5cm角のざく切りにし、1日3回食事の前に生のまま食べる方法。
「キャベツの千切りやみじん切りではなく、ざく切り?」と思うかもしれませんが、細かく切る&刻んでしまうと噛む回数が減ってしまうのであまりオススメできません。キャベツダイエットには、よく噛んで食べることで脳の満腹中枢を刺激し、食事の時の食べ過ぎを防ぐ目的があるのです!
■キャベツは生のまま10分かけて食べる
キャベツは生のまま約10分間よく噛んで食べるのがポイント。ゆっくり食べることで満腹感が1~2時間ほど継続するといわれています。
■ノンオイルの調味料を使う
ざく切りしたキャベツにはノンオイルのドレッシングなどを使用しましょう。ノンオイルであれば様々な味付けを試してもOK。塩コショウ、しょうゆ、ニンニクじょうゆ、レモン汁、ポン酢などにトライし飽きないように工夫するのも◎。
■お腹がすいたらキャベツを食べる
3食以外でも、お腹がすいたらいつでもキャベツを食べてOK。キャベツなら、時間や量を気にせずに食べることが可能です。
以上4つの方法を実践すれば食事は通常どおりでよいのですが、下記のコツを守ると、よりキャベツダイエットの効果をアップさせることができますよ!
効果アップと失敗しないコツ
■タンパク質をしっかり摂る基礎代謝量のうち40%は筋肉による消費です。つまり、筋肉と基礎代謝を維持させることはダイエットに必要不可欠(推奨量:男性であれば1日60g、女性であれば1日50g)。よって、以下の食品などからタンパク質をバランスよく摂ることを心がけましょう。
牛乳、卵、大豆製品、魚、肉など
■ごはんは1日茶碗2杯分まで
ダイエット効果を高めたいのであれば、ごはん等の炭水化物は朝と昼のみにし、夕食でキャベツを食べた後は主食(ごはん)は食べずに、おかずや汁物のみで済ませましょう。特に、夕食の時間が午後8時以降になる場合は、主食となる炭水化物は控えたほうがベターです。
■おやつを食べるなら、握りこぶし2個分の果物
甘いものが食べたくなったら、果物をチョイス。量は目安として握りこぶし2個分。また、季節の果物を摂ったほうが体内が調整されて◎です。
例えば、暑い夏であればすいかを食べることで体を冷やす効果があり、また、レモンを食べることで紫外線からお肌を守ることに役立ちます。
さらに、もっと効率よくダイエットを成功させるためのコツを3つご紹介!
■油と砂糖は控える
キャベツダイエット中は油と砂糖を極力控えたほうが、ダイエットの成功率がアップします。料理の際は、テフロン加工の調理器具を使う&蒸す等で油の使用量を減らしていきましょう。
■アルコールは控える
キャベツダイエットに限らず、ダイエット中はアルコールを控えたほうが◎。ただ、「どうしても飲みたい!」 という場合は、ビールよりワイン、ロックで飲むより水割りやソーダ割りがオススメ。そして、飲む量は1杯200mlまでとしましょう。
■軽い運動をする
食事を終えて30分後ぐらいに軽い運動を行いましょう。食後は血糖値が上がり、インスリンの分泌によってエネルギーを蓄積しようとするので、ここで体を動かせば血糖値の上昇を抑え、体に脂肪が溜まるのを防ぐとか。「軽いストレッチ」「その場で足踏み」「軽めのウォーキング」「掃除」など、気軽に始められるものから実践してみましょう。
キャベツダイエットの注意点
キャベツダイエットとはいえ、バランスは大事
これまでの説明からも分かるように、キャベツダイエットといっても、ただキャベツだけを食べれば良いということではありません。単品のみのダイエットを行えば、短期間で体重は減るかもしれませんが、本当の意味でダイエットが成功したとはいえません。
以下ではキャベツダイエットにおける注意点を挙げてみましたので、始める際はしっかり確認し、健康的で美しいボディを目指して下さいね!
■ダイエット期間は3ヶ月とする
3ヶ月以下であったりそれ以上であると、成果が思うように出なかったり、根気が続かないこともしばしば。「3ヶ月正しくキャベツダイエットをすれば成果が出る!」「3ヶ月頑張ろう!」と自分を励ましながら進めることが大事です。
■食生活の改善
キャベツダイエットは、カロリーを抑えつつ栄養を摂ることが大切です。単にカロリーを抑えることを優先し食事内容が偏ってしまうと、体内で燃やす材料(炭水化物・脂質・たんぱく質)と燃やすのを助ける栄養(野菜や果物に含まれるビタミン、ミネラル、植物繊維等)が共存しないため、食べたものが燃えずに体内で蓄積される=痩せにくくなってしまいます。食前のキャベツである程度お腹を満たしたら、タンパク質を1日に70g摂るなど、その他の栄養素もバランスよく摂ることが大切です。
■生活習慣の改善
いくらキャベツダイエットを実践していても、睡眠不足が続くなど生活習慣が乱れてはダイエットだけでなく美容面でも良いことはありません。早寝早起きはダイエットの鉄則であることをお忘れなく。
■ストレスを溜めない
制限の多いダイエットや我慢が続くダイエットでは、遅かれ早かれストレスが爆発して暴飲暴食などに走る恐れがあります。キャベツダイエット中でも「週に1回の外食ならOK」ぐらいの余裕を持ち、翌日のご飯を少なめにしたり、運動をいつもより多目にするなど、帳尻を合わせることがダイエット成功の秘訣です。
【関連記事】