乳児育児/乳児育児関連情報

赤ちゃんの可能性を広げるおもちゃ遊び(3ページ目)

おもちゃにはどんな役割があるか、ご存知でしたか?どの時期にどんなおもちゃがぴったり? どんな関わり方をすればいいの?一緒に考えて見ましょう。

執筆者:松原 美里

おもちゃを通して社会性も育む

平行遊び
一人遊びから平行遊びへ
さて、おもちゃを通した遊びは、発達とともにどんな風に変化していくのでしょうか?
  1. ママとの遊びで興味を促す

  2. 赤ちゃんははじめ、おもちゃの遊び方を知らないため、ママが遊び方のお手本を見せて誘導してあげることが大切です。
  3. 一人遊び

  4. ある程度遊び方の見当がつくと、赤ちゃんも一人で遊ぶようになります。これを一人遊びといいます。ここから赤ちゃん独自の遊びのアレンジが出てくることもあります。危険でない限りは自由に遊ばせてあげましょう。
  5. 平行遊び

  6. これは赤ちゃん同士が隣り合ってあまり交流をせずに遊ぶものですが、お互いにお互いの存在を感じています。
  7. 連合遊び

  8. これは2人以上でおもちゃを共有して遊ぶことをいいます。
  9. 共同遊び
ここまでくるとかなり社会性が発達してきています。グループでそれぞれの子が役割やリーダーなどを分担しながら一つの遊びに向かい、計画や交渉など、遊びを発展させていくことです。

この過程、どこかで見たことはありませんか?子どもの世界でも、大人と同じようにおもちゃを通じて社会が広がっていくのです。

ママの声を商品開発に取り入れているフィッシャープライス

工夫して作られたおもちゃたち
年齢や発達をサポートするおもちゃがたくさん!
こうした赤ちゃんの可能性を広げるおもちゃの開発を心がけているメーカーがあります。フィッシャープライス社は赤ちゃんのニーズをおもちゃ作りに反映させるためにプレイラボというおもちゃ研究所でママたちの意見や実際に赤ちゃんたちが遊ぶ様子、専門家の研究結果などをもとにおもちゃを開発しています。そのため、「こんなおもちゃ、あったらいいのにな」といった理想のおもちゃがたくさんラインナップ。松原の身近でも、使っている友人が何人かいます。

こういった優れたおもちゃを買うのにも、やはり成長の過程やポイントを知っておくことは大切。はじめはママが赤ちゃんをリードし、遊びの世界へといざなってあげてくださいね。

ひとえに「おもちゃ」といっても実は奥が深いもの。可愛くて機能的なおもちゃを見ると、つい買ってあげたくなってしまいたくなりますが、実は高価なものや新しいものが赤ちゃんのためにいいのかというと、そうではありません。目の前のお子さんの個性と成長を見て、喜びそうなものや能力を伸ばすものをお子さんと一緒に選んでみてくださいね。




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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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