オーストリアのクリスマス市

市庁舎前のプンシュ屋台

市庁舎前のプンシュ屋台

敬虔なキリスト教徒が多いオーストリアもクリスマスマーケットが盛況な国のひとつです。マーケットの定番グルメはポテトや焼き栗。ドリンクならグリューワインのほかに、フルーツやリキュールを使った「プンシュ」と呼ばれるお酒も人気です。店によって味が違うので飲み比べも楽しいですよ。子どもたちとはノンアルコールの「キンダープンシュ」で乾杯を。クリスマスマーケットはウィーンだけでも何カ所もありますが、ウィーン市庁舎前広場のクリスマス市(2010年は11/13~12/24)は規模も大きく、期間も長いので狙い目です。

 

フランスのクリスマス市

アルザス地方ストラスブールのクリスマスマーケットは1570年にスタート ©AIRDIASOL / OTS

アルザス地方ストラスブールのクリスマスマーケットは1570年にスタート ©AIRDIASOL / OTS

フランスのクリスマスマーケット(マルシェ・ド・ノエル)といえば、クリスマスツリー発祥の地としても知られるアルザス地方が有名です。なかでも最大はストラスブール(2010年は11/27~12/31)のもの。

マーケットでは「ブレデル」(※ブレデラとも)と呼ばれるクリスマスクッキーやチョコレートなどのお菓子に加え、「タルト・フランベ」のような郷土料理も見つかります。タルト・フランベとは薄くのばした生地にチーズやタマネギ、ベーコンをのせた焼いたピザのようなもの。ほかにスパイスやハチミツで味をつけたパン「パン・デピス」もおなじみで、ゲルトヴィレールの町には伝統的な製法を守り続ける専門店もあります。そして、フランスのクリスマスケーキといえば、薪の形をした「ブッシュ・ド・ノエル」。19世紀末に生まれたといわれ、今ではクリスマスのパティスリーには欠かせないものになりました。

フランスでも「ヴァン・ショー」(ホットワイン)は人気が高く、白ワインを使った「ヴァン・ショー・ブラン」は白ワインの名産地ならではの珍しい一品。クリスマスビールを造っているブリュワリーも多く、お酒好きにはたまりません。クリスマスビールは基本的にコクのある濃厚なテイストで、なかにはスパイシーな風味を持つものもあります。