ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

隣の文具活用術 アートディレクター編(3ページ目)

今回の「隣の文具活用術」では、アートディレクターの井上広一さんにご登場いただきます。デザインの現場で活用されているステーショナリーはどのようなものか。そうした点をじっくりとお聞きしてきました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


ガイド土橋:
ということは、スケジュール管理は、3種類のツールをお使いなんですね。

ところで、MOLESKINE のスケジュール帳には先程の赤のハイテック C ではないペンで書かれているようですが、それは?
MOLESKINEダイアリー
外出用のスケジュール帳(MOLESKINE)にはハイテックCの0.3mmの黒。トラベラーズノートのペンホルダーでセットしている。

井上さん:
ここにはハイテック C の黒、0.3mmで書いています。

これも先程のカレンダーと同じ理由です。この MOLESKINE の記入欄は、罫線になっていまして、それが結構狭めなんです。そこに判読可能な文字を書くにはこの0.3mmでないとだめなんです。
MOLESKINEダイアリー
この罫線に一番しっくりとくるのが0.3mmのハイテックC。

ガイド土橋:
スケジュール帳だけでなく、ペンも用途に応じて使い分けているんですね。

井上さん:
そうですね。ちなみにノートに書くときはハイテック C の0.5mmの黒と決めています。今愛用しているノートは、スペインのミケリウスの5mm方眼タイプなんですが、ここに書くときは0.3mmや0.4mmだと細すぎて書いたものが目立たなくなってしまうんです。その点、0.5mmだと気持ちよく書いていけます。

ガイド土橋:
ハイテック C がかなりお好きなようですね。
ハイテックC
ゲルインクボールペンの中では、ハイテックCが特に気に入っているという。


井上さん:
こうしたゲルインクボールペンの中では一番気に入っているペンです。もうかれこれ7年くらいは使っていると思います。気に入っているのは字幅が細かく設定されているところです。

ペンのデザインは正直なところ、あまり好きではありませんが、書き味についてはとても気に入ってます。

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