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「マークス」デザイン手帳の魅力(4ページ目)

カジュアルデザイン ダイアリーで確固たるポジションを築いているマークス。意外にもマークスが手帳に進出したのは、わずか10年ほど前のこと。その躍進の原動力になった訳、そして代表的なダイアリーを紹介!

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


働く女性のアシストするダイアリー

昨年2008年にリリースされ、大きな反響を呼んだのが「MY STYLE AGENDA」。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
昨年大ヒットとなった「MY STYLE AGENDA」。

これは働く女性が目標を達成できるようにというのがコンセプトになっている。

表紙にはしなやかさがあるPU(ポリウレタン)を使用。こだわっているのはあえてイタリア製のPUを使っているところ。しっかり感があり、それでいて、程よい柔軟性もある。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
カバーにはイタリア製のPU。しなやかさあがあって、めくりやすい。

マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
PUはダイアリー本体と一体化されているので、ずれなどがない。

スケジュール管理ページの前に、このダイアリーならではの目標管理ページがある。

まず最初にでてくる「MY FAVORITE」。ここでは、自分の好み、例えば本や映画、ファッションスタイル、休日のお気に入りスポットといったことが書き込めるようになっている。いきなり目標ページがあるのではなく、まずは、自分自身を見つめることができるようになっているのだ。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
自分自身を見つめ直せる「MY FAVORITE」

そして次の「LIFE PLAN」には、キャリア(仕事)、ライフ(生活)、ビューティ、マネーを年齢別に長期にわたってプランできる。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
仕事、生活など長い目で自分のライフプランが立てられる。

人生全体のプランが俯瞰できるわけだ。

次にようやく2010年の年間目標が出てくる。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
そしてようやく登場する2010年の目標ページ。タップリと書き込める。

今年の目標を先ほどと同様、仕事、ライフ、ビューティ、マネーごとにそれぞれ書き込んでいける。

目標は立てただけではダメで、それを日々意識して行動していかなければならない。そのためのページも用意されていて、自分で決めた目標のために毎月そして毎日やるべきことが落としこめるようになっている。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
目標を達成するために、毎月、毎週、そして日々行うべきことを書き込む。

シンプルながら順を追って目標がわかりやすく書き込んでいける。

その後にスケジュールページとしてカレンダー、ウィークリーバーチカルと続いていく。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
スケジュールはウィークリーバーチカル。ユニークなのは左端がタップリと空いている点。ここにToDoやメモが書き込める。

各月の冒頭には、「その月のテーマ」「今月やるべきこと」のページもはさみこまれており、目標を立てっ放し状態にせず、程よくチェックできる仕組みも備えている。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
スケジュールページの前にはその月の目標が書き込めるページも用意されている。


そして、私が最も関心してしまったのが毎月の目標そして、年間の目標の達成度が100%のレベル表示で振りかえられるようになっている点だ。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
その月の目標の達成度をチェックできる欄。

マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
巻末には一年間のレビュー欄。


自分が立てた目標を自分でチェックする「PDCA(PLAN、DO、CHECK、ACTION)」というものがあるが、こうしたチェックがあって初めて次のアクション繋がっていく。これが自然にできるようになっている訳だ。

この「MY STYLE AGENDA」は、女性用ということではあるが、これは男性でも十分活用出来そうな気がする。カバーカラーにはブラックやブルーなどシックなタイプもあるので、これは一つ男性も選択肢として入れてもいいのかもしれない。
マークス ダイアリー 「MY STYLE AGENDA」
肩肘はらずに気軽に目標に向かって行けそうなダイアリー


実は、私も昨年から女性向けに作られたスケジュール帳を使っている。スケジュール管理は十人十色なので、ダイアリーは、男性用女性用と広い選択肢の中で見てみると、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれない。

デザインと実用性を兼ね備えているマークスもその候補として考えてみるのもいいのではないだろうか。

<関連リンク>
マークス

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