クラフトマンの技と発想が注ぎこまれた「TAKUMI」
イデアインターナショナルでは、Dullerの他に様々な自社ブランドを展開している。その一つがこの「TAKUMI」。「TAKUMI」はクリエイターとイデアインターナショナルがコラボレーションをして「デザイナーが作りたいもの」の商品化を実現していくプロジェクトだ。
この中にもステーショナリーが幾つかラインナップされている。
これは、「MACINARI(マキナリ)」という名のボールペン。
MACINARI ボールペン 写真のナチュラルカラーは3,150円。シャープペンシルもある。
北海道旭川のマシナリー職人鈴木鵬生氏とイデアデザインによる共同制作。 |
無垢のウォルナット素材で作られたボディ。
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これをコロンと転がすとペン先が繰り出される。
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鉛筆よりもやや太めの六角軸ボディ、それが無垢のウォルナットで作られている。
ペン先の出し方が実にユニーク。
ボディのサイドに大きくくりぬかれているところがある。そこにブロック状の小さなパーツがわずかに顔を出している。
ボディサイドにブロック状のパーツがある。
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ここに親指をかけて静かに下におろす。てっきりよくあるボールペンのように下にスライドさせるのかと思いきや、これは、転がすのだ。ブロック状のパーツはコロリと90度回転する。それに伴い、ペン先が繰り出される。この動きがとてもコミカルで楽しい。
一般的なスライドよりも軽いタッチで操作できる。
リフィルは、三菱のSー7Lを使用。クリップを広げてブロックを回転させ、リフィルを取り出し交換する。 |
ペン先を収納するには、逆に、転がせば OK 。説明書等なくとも、誰が手にしてもすぐに使えると思う。そのブロックの反対側には、ボディにぴったりと寄り添ったクリップがある。これは、クリップの根元押し込んで広げる、いわゆるバネ式だ。見かけによらず、クリップの広がり幅もたっぷりとしている。
しっかり開くバネ式クリップ。
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ウッドなのにメカニカルに使えるという意外性が楽しい。