ライフスタイルショー’08 文具レポート(5ページ目)

ウズウズと言えば、マグネットを使ったペンでお馴染みだ。そのウズウズが全く新しいペンを発表していた。その名も「USUS　pi（ウズウズ　ピーアイ）」。やはり今回もウズウズらしくマグネットを巧みに使ったものになっていた。メタル感溢れるストレートラインのボディ。その中でひときわ異彩を放っているのが、ノック部分。細く短い棒がちょこんと飛び出ている。しかも斜めに曲がっている。これは油性ボールペンなのだが、この斜めの棒に親指をかけて、車のマニュアルシフトのごとく反対側にカチャリと動かすという仕組み。すると、ペン先が出てくる仕掛け。詳しい仕組みは分解が出来ないようになっているが、ご担当の方の説明によると、中にマグネットが仕組まれているそうだ。

中のリフィルは前作ウズウズと同様パーカータイプ。このペンにはまだ続きがあって、実は今後シャープペンメカもセットにして販売することが予定されているという。先ほどのボールペンリフィルをはずして、専用のシャープペンメカを入れると、ボールペンと同じように斜めバーをカチャカチャと動かすことで芯が繰り出されるというもの。これはなかなか面白いと思う。

また、ウズウズの輸入元であるトロイカブースでは、この他にも色々なドイツ製品が展示されていた。その中に「スケッチペット」というものがあった。これは横長のメモ帳で、太いゴムバンドでメモ帳が固定されており、各ページがスライドできるようになっている。これまでの厚紙の表紙に加え、プラスチックタイプとリサイクルレザータイプも加わっていた。