インテリアライフスタイル展　レポート(2ページ目)

すでに、ステーショナリー好きの方々の間では、話題になっているドイツ、ベルリンのペンブランド「usus（ウズウズ）」。シンプルなボディから繰り出されるユニークな機構が人気を集めている。普通のボールペンなら、ペン先を繰り出すのにノックを押したり、ボディをクルクルと回転させるものだが、これは、ボディの中央に仕込まれたマグネットをカチンとかみ合わせるというもの。これまでにない独特の感触が思わず病みつきになってしまう。ちなみに、この仕組みはSupraSpinと言い、マグネットはクレジットカードやペースメーカーなどに影響を及ぼ際ないという配慮がなされている。

スケルトンボディの他、メタルボディもラインナップされている。

今回の展示会で初お目見えとなったのは、このメタルボディのペンに後付けできるクリップが追加されたことだ。クリップは脱着ができるようになっており、本来のシンプルデザインのまま使うもよし、クリップをつけて、シャツの胸ポケットにしっかりととめておくこともできる。

老舗文具メーカーの新しい取組み

会場を歩いてると、ステーショナリーだけを展示しているブースを発見した。冒頭でもご紹介したが、この展示会はインテリアが中心なので、色々な商品の中にステーショナリーも展示しているというパターンが多い。興味をそそられブースをよくよく見てみると、ノートやスケッチブックなどでお馴染みのマルマン社のブースだった。マルマンの名前は大きく打ち出されていなかたので、てっきりデザイン系のブランドかと思ってしまった。

実はマルマン社では2年前から「Sty-Rythm（スタイリズム）」というブランドを展開している。スタイリズムとは、スタイルとリズムを組み合わせた造語で、日々の生活の中でリズムを与えるものということをコンセプトにしている。そのスタイリズムの第一弾としてMellow（メロウ）というシリーズがあり、いろいろなアイテムが展示されていた。マルマン社お得意のノートやファイルだけでなく、アルバムやブックカバー、ペンケース、アルバムなどふ幅広いラインナップがあった。

これまでのマルマン社のイメージとは全く違う路線だ。今後の展開が楽しみである。