シャツの色とのコーディネートを楽しもう
次に、シャツの色とペンの色の組み合わせも楽しんでみましょう。基本的に、このシャツの色にこのペンの色は合わない、なんてルールはありません。ですが、相性のよい組み合わせというものはあります。ここでは、代表的なシャツの色である白、ブルーそしてチェックシャツの3色に絞って私がいつも合わせているコーディネート例をご紹介します。まず、定番カラーの白いシャツにどんな色のペンを合わせるかといいますと、意外かもしれませんが、同系の色を合わせてみます。白と白でなんともありきたりな組み合わせと思いがちですが、これがとてもマッチします。白がもう一方の白をより引き立ててくれるような感じもします。もうひとつのやり方は、シルバーのペンとの組み合わせです。上質なシルバーは、ほのかに白っぽい暖かみのある色をしています。白いシャツとあわせてみると、シルバー本来のやわらかな色合いがとても引き立ちます。
■ラミーサファリ万年筆 3,675円 白いシャツに白いペンという同じ色の組み合わせ。 とても清潔感がありますね。 |
■カランダッシュ エクリドール12,600円 シルバー独特の暖かみのある色が白いシャツに とても引き立ちます。 |
ブルーのシャツには、シルバー系が似合います。私がよく使うのは、メタル感あふれるファーバーカステルのパーフェクトペンシルUFOやアルミの素材感たっぷりのラミーティポALといった落ち着いたペンです。ブルー地にこうした落ち着いたシルバーを組み合わせると、ぐっと引き締まった印象になります。
■ファーバーカステル パーフェクトペンシル UFO 5,250円 キャップにちょっとだけブラックがあることで とても引き締まって見えます。 |
■ラミー ティポ AL 3,670円 つや消しのアルミとブルーもよく合います。 |
最近よく見かけるようになったチェックのシャツ。白のシャツに比べるとカジュアルな印象がありますので、ペンもカジュアルなものを選んでみます。例えば、ペリカンのペリカーノ。スケルトンになっているクリップが楽しい雰囲気を盛り上げてくれます。カジュアルなシャツにあえてフォーマルなペンを合わせるといったはずし技もあります。そんなときモンブランのちょっと太めな146マイスターシュテュック万年筆なんていうのも意外と合うものです。
■ペリカン ペーリカーノ 万年筆 1,575円 オレンジのスケルトンクリップがカジュアルシャツに よく似合います。 |
■モンブラン マイスターシュテュック万年筆 146 威光を放つモンブランのホワイトスターが 燦然と輝いています。 |
いかがでしたでしょうか?
ひとくちにペンとシャツの組み合わせといいましても、色々なバリエーションが考えられます。その日着ていくシャツの色からネクタイを選ぶように、ペンも選んでみるのもいいものだと思います。自分をよりよく見せていくということが今後さらに求められていく時代、そんな時に自分なりのペンとシャツのコーディネート法を持っているのはとても心強いものだと思います。
ぜひ、あなたらしい組み合わせを色々と試してみてください。
<関連リンク>
ここぞの時に使いたいボールペンのリンク集
分解心をくすぐる万年筆(ラミー サファリ 万年筆)
鉛筆をもっと愉しもう(ファーバーカステル パーフェクトペンシルUFO)
ここぞの時に使いたい勝負ペン(モンブラン スターウォカー)
六角軸フォルムのペン(カランダッシュ エクリドールコレクション)