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日常から持ち歩きたいペン Vol. 1 本格派の携帯ペンセット(2ページ目)

万年筆とボールペンを小さく持って、本格的に使えるこだわりのペンセット。ドイツの老舗ペンメーカーのカヴェコの復刻版。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

携帯用のペンとはいえ、かなりの本格派

カヴェコkawecoスポーツ
ケースで携帯するというコンセプトのせいだろうが、胴軸にはクリップは付いていない。
手のひらにも収まってしまうその小さなケースの中には万年筆とボールペンの2本が入っている。

当然、ペンはとっても短い。長さはわずか10.5cmしかない。おろしたての鉛筆の半分ちょっとしかないくらいだ。しかも軸が1.3cmとかなり太い。この太さはモンブラン マイスターシュテュック146にも匹敵するほど。

さらに、八角形をしたエッジの効いた独特のフォルムが太い胴軸をさらに印象づけている。短く、太いペンがこうして2本でてくると結構迫力がある。


カヴェコkawecoスポーツ
ペン先の太さはM(中字)のみ
まず、万年筆から見てみよう。

携帯型なのでとりあえず書けるという程度のものだろうという考えは、見事に裏切られた。ねじ式のキャップをはずしてみると、いくぶん小さめだがスチール製の造りのよさそうな金色のペン先があらわれる。

カヴェコkawecoスポーツ
キャップをさせば本格万年筆に早変わり
キャップを後ろにさすと、握り心地は上々。はずしたキャップは胴軸のおしりにセットすると、先ほどまで短かった軸が、いっきょに13cmと長くなる。これなら本格的に筆記にも十分だ。ちょっと固めのペン先ではあるが、万年筆独特な書き味が愉しめる。

インクの充てん方式は、オリジナル版は吸入式だったようだが、今回の復刻版はカートリッジ式となっている。

カヴェコkawecoスポーツ
短いわりに意外と握りやすいボールペン
もう1本のボールペンはノック式。キャップ式ではないので、もともとの10.5cmという短かさのまま筆記することになる。人が握って書きやすいペン軸の長さはおそらくこの10.5cmが限界だと思う。携帯性と書きやすさという両方を満足されるために考えぬかれた長さなのだろう。

いろいろと驚きが多いペンセットだが、実は私がもっとも驚いたのはその値段である。なんと、5,250円である。携帯型とはいえ、万年筆とボールペンとさらに革製の専用ケースがついてこの値段はとても安い。

万年筆とボールペンさえあれば、仕事の場面でも、プライベートの場面でも十分だ。ズボンのポケットから颯爽とケースを取り出し、ケースより長い万年筆で書き始めれば、きっと注目の的になることだろう。

しばらく私のズボンのポケットはこのカヴェコが占領しそうだ。

■ カヴェコ スポーツ 5,250円


<関連リンク>
万年筆のリンク集
ここぞのときに使いたいボールペンのリンク集
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