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Gaziano&Girlingのパターンオーダー受注会(2ページ目)

来る2月7日(土)、丸の内のトゥモローランドでガジアーノ&ガーリングのパターンオーダー受注会が開催されます。日本未発売のスタイルも受注可能で20名様完全予約制。ご両人自身がフィッティングを行います。

飯野 高広

執筆者:飯野 高広

靴ガイド

受注会限定モデルも登場!

 Whiltshire
ガジアーノ&ガーリングの外羽根式ダイヤモンドキャップトウ”Whiltshire”です。これはどんな革や木型と合わせても、パターンオーダーし甲斐のあるカッコイイ靴ができあがりそう!


まず簡単におさらいをすると、ガジアーノ&ガーリングはトニー・ガジアーノ(Tony GAZIANO)とディーン・ガーリング(Dean GIRLING)両氏がプロデューサーとなり、2006年秋にイギリスで立ち上げたブランドです。共にまだ若いながらも、それまでガジアーノ氏はエドワード・グリーンやジョージ・クレバリーでデザインや木型の製作に貢献し、一方ガーリング氏はジョン・ロブ(ロンドン)やジョージ・クレバリーのビスポークのボトムメーカーとして活躍。既にイギリスの靴業界では相当な実績をあげていた両氏が、これまでの経験を最大限活かすと同時に、新たな時代を見据えた端正な靴作りにこのブランドで励んでいるのです。

今回のパターンオーダー受注会では、そんな彼らの創造性と努力の結晶とも言えるベンチメイドのデザインが約40種類、見事に勢揃いしてくれます。これこそ正に英国靴! 的な普遍性の高いものから、モードな装いにも無理なく対応できるものまで、日本には正規に入っていないものを含めてのオーダーが可能です。更にはこの受注会の為だけの特別モデルも登場する予定ですが、どのようなデザインかは当日まで関係者にも全く明らかにできない「極秘事項」のようで、ウーン、そう言われると余計に気になる……

アッパーの革はお馴染みのスムースカーフやスエードはもちろんのこと、シボ模様が美しいスコッチグレインカーフや、贅沢さが際立つアリゲーターや靴では珍しいピッグスキン(この2種類は今回の受注会のみの限定素材!)など、色柄合わせて約数十種類から選択可能です。ソールもビスポークと同様のオークバークレザーソールをはじめ、クレープソールやダイナイトソールなど五種類の中から選べます。恐らくどのようなデザインの靴をどのような革でオーダーするかだけで、その場で相当悩むことになりますので、行かれる方はご覚悟の程!


Antibes
スキンステッチとサドルの「ひねり」が美し過ぎる、ガジアーノ&ガーリングのローファー”Antibes”です。これは今回のみの限定素材のピッグスキン、それも明るい色で作ってみたい!




選べるのはデザインや革だけではありません。もう一つ、大変重要なものが強力な助っ人を得て選択できます。知りたい方は最後のページへ!
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