新たな店名で、いざ第二ステージへ!
移転祝いで沢山の方がお祝いに駆け付けている”HIRO YANAGIMACHI Workshop”。玄関のドアを開けると、このように明るく開放的な空間が広がります。まるでインテリアの設計事務所! |
ワールドフットウェアギャラリー・神宮前本店の中にあった、ビスポークシューズのアトリエ”Works on the knees”。決して広くはなかったけれど、主宰する柳町弘之氏のポリシーが行き届いた清潔感溢れる空間は、靴そのものについて、そして靴に対する柳町氏の姿勢について、訪れるたびに新鮮な発見ができる大変魅力的なお店でした。
そんな”Works on the knees”がこのたび、創業来8年余りを過ごしたその地を円満に巣立つことになり、2008年2月4日から新店舗にて営業を始めました。以前の場所からもほど近いビルの2階にある新店舗は、ドアを開けた瞬間に、「だれが、どこで、なにを、どうしているのか」を瞬時に把握できる、顧客にも作り手にも安心できる空間が広がります。機材や作業台などの配置など極めて自然かつ理に適っていて、明晰な頭脳を持つ柳町さんの本領発揮といったところでしょう。
玄関前に設置した接客スペースも、前述した「清潔さ」と同時に「居心地の良さ」も十分に堪能できます。作ってもらう靴のデザインを「あれがいい? これがいい?」と楽しく悩んだり、完成した靴をウキウキ試着するのには正に最適! 来店の際には事前にアポイントを取っていただくのが望ましいようですが、商品についてのご相談等は、いつでもお気軽にいらしていただきたいとのことです。
なおこれを契機に店名が、”Works on the knees”から
”HIRO YANAGIMACHI Workshop” へと変わりました。靴のブランドネームは以前から”HIRO YANAGIMACHI”ですので、店舗と靴のイメージがさらに一体化したわけです。それでは柳町氏が作る靴について、その仕組みと魅力をじっくり探ってまいりましょうか!
ベージュと無垢板の内装にホッとする接客スペース。オーダーの相談や商品の試着・受け渡しはここで行われます。柳町氏の人柄を象徴するように、移転祝いの花が沢山届けられています。 |
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