2/2 大人の男のシェービング術（２）　ウエットシェービングの基本 [スーツ・ジャケット] All About

短いストロークで、下方向に

髭は、剃りやすい部分から、順番に剃っていく。

清潔で、きれいな二重刃のT字カミソリを使って、髭が生えている方向に沿って剃っていく。たいていの人の髭は、下に向かって髭は生えているものだ。

短い間隔（ストローク）で丁寧に剃っていき、４、５回剃るごとに、刃を水または温水ですすぐ。刃の間のシェービング・フォームや髭の剃りカスを取り除き、剃り味をよくするためだ。

もみ上げの下部分から順番に

唇の上を剃るのは最後。最初に剃りやすいところから剃る。

最初、剃りやすい頬の部分から剃っていく。

１．もみ上げ下の部分から、順に顔の中心部分に向かって、左右を剃る。

２．次に首、あご下。

３．その次はあご。

４．最後に、唇の上。

なぜこの順番かというと、剃りにくい部分の髭をより長く湿らせて柔らかくし、剃りやすくするためだ。クセのある剃りにくい髭は、生えている方向とは逆方向に剃ってもかまわない。しかし、基本的には、肌表面を傷めないために、髭の生えている方向に沿って剃るようにすること。

冷たい水で洗い流し、必ずスキンケアを

髭を剃り終わったあとは、冷たい水で、丁寧に洗い流すようにする。冷たい水で洗い流すことによって、開いた毛穴を閉じ、引き締める。また、清清しく、気分リフレッシュさせる効果もある。

シェービングは髭を剃るということに加えて、肌表面の古い角質を除去する効果もある。ただ、髭剃りはどうしても肌を痛めるので、髭をそった後は必ず肌のほてりを癒し、保護するため、保湿効果のあるアフターシェイブのジェル、バーム、もしくは、保湿クリーム（モイスチャライザー）を使って肌をケアしよう。

この時、爽快感を与えるためにアルコールを含んだアフターシェブは使用しないように。アルコールが肌を乾燥させてしまうからだ。

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