ダークなチェック柄が、お洒落に着られます
前のページで伝統的なチェックを選びましょう、とお話しましたが、だからといって正統派の英国調に着る必要はありません。最近は「英国」という言葉の気分だけが一人歩きしていて、リアルに英国紳士風に着ましょうなどとコスプレを増長するようなことは言いませんので。ただ、なんとなく、昔っぽいチェック柄を選べばいいんです。なんかお父さんのクロゼットで見たことあるな、というのがビジネスチェックの選び方です。こんなチェック見たことない!という新鮮な色柄は、あくまでオフ用としてご購入ください。
で、選んでみたのがこんなチェック柄でした。
前ページのスーツの色柄をアップでお見るとこんな感じです |
逆に、このぐらいシックな色調のものを選べば、間違いなくオンビジネスに対応するうえに、シャツ&タイの選び方でモダンなスタイリングが可能です。
今回はコーディネイト例までご紹介できませんでしたが、Vゾーンは白シャツ&無地タイ、または小紋タイなら間違いありません。ストライプタイなら、格子のピッチとの兼ね合いを考慮して選びましょう。
シャツは白地のオックスフォードBD、もしくは白のブロード。これからの季節なら麻混のドライなタッチもいいかもしれません。タイは濃い色目のほうが似合いますが、ベージュやピンク、グリーンなどのパステルトーンなら万能です。ガイドなら、柄入りのニットタイを合わせると思います。
もうひとつ付け加えるなら、この手のダークトーンのチェック柄は、モダンなシルエットのスーツに着てこそ。いまどき感のあるセレクトショップやスーツ専門店で選ぶことをおすすめします。
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