男の靴・スニーカー/カジュアルシューズ

今季おすすめのデッキシューズBEST5/2009SS

デッキシューズ人気がますます高まっています。トラッド系からマリン調まで幅広いスタイルにマッチし、水にも強いという便利な靴は、ワードローブのマストです!

平 格彦

執筆者:平 格彦

メンズファッションガイド

梅雨の時期に困ることのひとつが履き物です。上質な革靴は濡らしたくないですし、水が染み込む素材のスニーカーも気持ちが悪い。そこでおすすめなのがデッキシューズです。もともとはヨットやボートの甲板(=デッキ)で履くために生まれた靴なので、水に強い素材を使っていたり、滑りにくソールを採用していたりと、雨の日も苦にならない工夫が盛り込まれているのです。
(過去の記事「今季おすすめのデッキシューズBEST5」もご参考に。)

また、ここ数年のトレンドでもあり、デッキシューズ人気はますます高まっています。トラッド系のスタイルやマリンテイストにもぴったりですので、夏に向けても大活躍間違いなしです。

さらに今シーズンはとくに、多くのブランドがいろいろなデザインのデッキシューズを提案しています。したがって、個性をアピールするなら『forM』で紹介しているように、コンビカラーのタイプがおすすめです。ただしここでは、長く愛用できるという点を重視し、名門ブランドの単色カラーで厳選してみました。甲乙つけがたいおすすめの5足を紹介します!

第5位:ユケテンのボート・シュー


Deck-shoes Best5
3万7590円/ユケテン(BEYES表参道ヒルズ店 TEL:03-5785-0700)

創業60年を超える米国メイン州の実力ファクトリーが手掛けるYUKETEN(ユケテン)。アメリカで活躍するデザイナー、ユキ・マツダ氏がディレクションを手掛け、熟練のアルチザンが昔ながらのアメリカ式製法で作り出しているのが特徴です。

今回チョイスしたのは「ボート・シュー/ワックスドレザー」。昨年人気を集めた「ボート・シュー」をアップデイトしたモデルです。栗、どんぐり、杉、黒砂糖といった天然素材を豊富に使ってなめしたワックスドレザーを採用し、長年履き込んだような質感を実現。経年変化の美を追究するYUKETEN(ユケテン)ならではの表情が際立っています。また、天然皮革が持つキズ、シミ、シワや色合いなども生かされているので、1点1点異なる風合いを宿しています。

前作で評判が高かった伝統のヘリンボーンソールはそのまま採用。ヒールキッカーも付きで靴を脱ぐのも容易。また、味わいのあるアッパーと清涼感ある白いアウトソールが絶妙なコントラストが、デッキシューズらしい爽快感を演出してくれます。

第4位:ポジターノのシボ革デッキシューズ


Deck-shoes Best5
2万7300円/ポジターノ(フォンテンブロー TEL:03-5459-0933)

ナポリを南下して行くと、目前に広がるのは景勝地として名高いソレントの海岸線。その近くにある小さなファクトリーで、今なお手作業を中心に靴を作っているのがPOSITANO(ポジターノ)です。

デッキシューズやモカシンタイプにはラストを使用しないメーカーも多い中、オン・ザ・ラストで作製。そのため、見た目の美しさと屈曲性の良さを高い次元で兼備しています。素材、色などもバリエーション豊かで、さまざまな今の気分が表現できます。

ここでは、シボ感あるネイビーのレザーを使用した1足をセレクト。マリン調のカラーリングが爽やかな一方、革の質感が男らしさも醸しますので、幅広いコーディネイトに合わせられるデザインです。

次のページでは、3位と2位を紹介します。

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