文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
「雨を地肌に感じるようになった」「話している相手の視線が頭に向かっている」「帽子がぶかぶかに感じるようになった」など、薄毛の進行を裏付けることがらはいろいろ。そこで今回は、20代~50代の薄毛男性に「どんなときに薄毛を自覚したか」をアンケート調査。ほのぼのとした(?)内容のものから、切実な状況まで、まとめてご紹介しましょう。
防犯カメラで初めて見た、自分の頭頂部
集計の結果、薄毛を自覚するケースには「自分で気づいた」場合と「周囲の人に指摘されて気づいた」場合とがありました。そこでまずは、「自分で気づいた」方々の回答をご紹介しましょう。【視覚的に分かったケース】
オフィスのマドンナと一緒にいるときにギョッ! でも慌てないこと。 |
●「鏡を見て、生え際が後退していることに気がついた」(K・Kさん/31歳)
●「分け目から地肌が見えるようになってきた」(I・Yさん/35歳)
●「エレベーターに乗っていたとき。防犯カメラに映る自分の頭頂部を見たら、ハゲていた。これから会議だというのにそれどころではなくなった」(G・Mさん/41歳)
●「彼女にフラれ、昔の写真を未練たらしく眺めていたとき。以前はもっと髪があった事実に、フラれた以上にショックを受けた」(A・Mさん/33歳)
●「卒業アルバムの写真と今の姿を見比べて」(O・Mさん/40歳)
●「免許更新時、更新前の写真ではフサフサだった」(T・Tさん/39歳)
●「帰りの電車で、窓に映る自分の地肌が透けて見えた」(E・Sさん/30歳)
【抜けた髪の毛の状態で悟ったケース】
読者にはおなじみの毛根の写真。もちろん右が危険な抜け毛です。 |
●「シャンプーで、『髪の毛が全部抜けた!』と思うほど、排水溝に抜け毛がたくさん落ちていた」(T・Fさん/36歳)
●「朝、枕にたくさん抜け毛がついていた」(T・Wさん/29歳)
●「クシについた抜け毛の量が、尋常でなかった」(N・Yさん/31歳)
●「落ちている抜け毛を見たら、うぶ毛のように髪が細くなっていた」(Y・Rさん/31歳)
【感覚で自覚してしまったケース】
何気ない時に「あっ、これは!」と感じてしまったケースです。突然の出来事として認識するみたいですね。
●「久しぶりに体を鍛えようと腹筋をしたとき。頭の後ろに手を組んだら、やけに寂しい感触を感じた」(Y・Kさん/37歳)
●「クシのとおりが以前に比べてスカスカになった」(M・Tさん/45歳)
●「外出時、頭部に太陽の光を強く感じるようになった」(R・Yさん/31歳)
●「帽子を被ったときの感触が、以前と違っていた」(M・Kさん/36歳)
●「髪にコシがなくなり、前の髪型がやりにくくなってきた」(T・Mさん/25歳)
●「雨を誰よりも早く地肌で気がつくようになった」(T・Kさん/42歳)