髪の毛の色、くせ毛やペットの脱毛症など、
さらに踏み込んだ雑学を!

髪の毛の基本スペックが分かったら、今度はさらに踏み込んだ雑学をご紹介しましょう。

人種等によって、髪の毛の見た目の特徴は全く違います。
●メラニンが決める髪の色
最近ではカラーリングが一般的になってきましたが、髪の毛そのものの色は、どうやって決まるのでしょうか?
これには髪の毛の内部にある「メラニン」という色素の種類と量によって決まります。下記の様に、メラニンが多ければ黒くなり、少なければシルバー系になっていくのです。

【多い】黒→ブルーネット→茶色→赤茶色→レッド→金髪→シルバー【少ない】

なお、恐怖や心労のために"一晩で白髪になる"(あしたのジョーのように)というのは、本当でしょうか?
これに関しては、"いま生えている髪が白く変わる"ことはありません。ただ、恐怖などのために毛根の色素細胞が働かなくなり、メラニン色素が生成できなくなる場合があります。そのために、次に生えてくる髪が、白髪になってしまうのです。

●くせ毛は、製造所の形が原因
くせ毛の人は、直毛の人を羨ましく思うようです。しかし、直毛の人は、くせ毛をカッコいいと感じるもの(若い頃の僕がそうでした。何もしないのにパーマをかけたようで、羨ましかったのを覚えています)。

このくせ毛は、毛嚢(もうのう:下の「頭皮の状態」の図の赤い線の部分です)という髪の毛をつくるところの形が原因です。毛嚢がまっすぐならストレートな髪に、歪んでいるとくせ毛になり、その程度で「直毛→波状毛→球状毛」に大別されます。
直毛の断面図は円形ですが、波状毛は楕円、球状毛はさらに凹んだ断面をしています。
ちなみに、東洋人には直毛が、西洋・黒人にはくせ毛が多いようです。


●ペットにもある脱毛症
脱毛症は、ストレスや偏食などによって生じるもの。当然、人間だけでなく、犬やネコにも見られます。特に運動不足で、脂っこいものばかり食べているペット(飼い主の責任です)は要注意。人間の好みや生活習慣を押しつけられているケースもストレスが多く、円形脱毛症になってしまうペットも多いようです。
また、ペットとはいいがたいですが、チンパンジーやオラウータンなどは、人間と同様に壮年性脱毛症(薄毛)になることがあります。

いかがでしたか、雑学大全集の「学術編」。意外と知らない髪の毛の真実を楽しんでいただけたかと思います。
次回の雑学大全集は、11月に「面白編」を予定しています。「大仏様の頭は、なぜパンチパーマ?」「ジョン・レノンの髪の毛の値段はいくら?」など、楽しい話題をご用意いたしますので、どうぞお楽しみに。

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