男のヘアケア/抜け毛・薄毛の基礎知識

これが髪の毛のメカニズムだ 抜け毛がおこるのは、なぜ?(2ページ目)

髪はなぜ抜けるのか、その「髪の生まれてから死ぬまでのメカニズム」を紹介することで、正しい抜け毛のケア・対処法を実践的に捉えていただきます。

執筆者:All About 編集部

抜け毛の原因を知る前に、まずは毛根をチェック!

脱毛といっても、年齢や状態によって種類は様々です。一般的なものは、 症候性脱毛 結髪性脱毛 円形脱毛 若年性脱毛 など。

この中で特に深刻なのは、たぶんみなさまと一番関係がありそうだと思える若年性脱毛でしょう。これは、本当なら成長期にあるべき毛母細胞が正常に働かず、髪が本来の寿命をまっとうできずに抜け落ちてしまうというもの。 毛根自体が小さく、弱々しく、頭皮にしっかりと根を張っていません。当然髪の成長もかなわず、様々な負荷のため細く柔らかいうちに抜け落ちてしまいます。

正常な毛根 若年性脱毛の毛根
【あなたの髪をチェック!】
ここで、抜け落ちたあなたの髪を1本探してきて、チェックしてみてください。

正常な毛根は、左の写真。本来の寿命をまっとうして自然に脱毛した髪の毛の毛根は、根本がふくらんでいます。逆に若年性脱毛の毛根は、根本付近にいくほど細くなっています。
さて、あなたはどちら? もし右の写真のようなら、真剣にヘアケアに取り組む必要がありますね。
 

若年性脱毛の原因は“角栓様物質(かくせんようぶっしつ)”!?

では、なぜ若年性脱毛が起こるのでしょう。正しいシャンプーをしていない、規則正しい生活を行っていない、食生活が乱れている──などなど、容疑はいろいろ考えられますが、長年髪のメカニズムの研究に取り組んできた株式会社バイオテックのデータによると、「角栓様物質」(かくせんようぶっしつ)が原因だといえるかもしれません。
つまり、こうです。

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写真提供/バイオテック

【育毛を阻害する「角栓様物質」とは】

1.体の中にある「テストステロン」という男性ホルモンと、毛母細胞中の「リダクターゼ」という酵素が結合して強力な脱毛ホルモン、「DHT=デヒドロテストステロン」ができる。

2.DHT=デヒドロテストステロンが、毛母細胞での髪の生成を妨げる。

3.DHT=デヒドロテストステロンには皮脂腺を刺激する働きがあり、そのため過剰に分泌された皮脂が毛穴の中の古い角質と混ざり合い、「角栓様物質」という大きな塊となって毛穴を塞ぎ、育毛を阻害する

この脱毛ホルモン「DHT=デヒドロテストステロン」の生成を抑え「角栓様物質(かくせんようぶっしつ)」を取り除き、毛母細胞を再び活性化することが、若年性脱毛を防ぐ一つの方法だと言えるでしょう。


【角栓様物質の研究を行うバイオテック】

長年の研究を続け、「角栓様物質」の実体を解明したのが、株式会社バイオテック。“自分の髪”を夢見る方々を力強く応援する企業です。
バイオテックのホームページでは、「角栓様物質」の存在と発生のプロセスの映像が公開されています。

●映像はここから→「角栓様物質の実体」


●バイオテックのお近くのサロンでは、「角栓様物質の除去」も含めたお試し体験が可能!

◎関連リンク
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