乗り心地はとても重厚。がっしりしたフロア剛性、しなやかに動く自社製ダンパー使用のサスペンションに、このクラスとしては重い車重も味方して、基本的にはフラットで、路面からのショックはゆったりしたストロークでいなすという、ひとクラス上のクルマに乗っているような落ち着きをみせてくれる。そういえばこの1007、プジョーのコンパクトカーとしてはかなりインテリアの仕上げがいい。いろいろな部分から、おとなっぽさを感じた。



試乗の舞台は横浜だったので、ハンドリングはチェックできなかったけれど、交差点などを曲がった感じでは、予想以上にプジョーっぽい走りをする。電動アシストとしては自然なフィールのステアリングを切ると、ロールせず、スッとノーズが横に動くようにしてコーナーに入っていく、あの動きが再現されているのだ。曲がりはじめてからはどっしり安定したままで、高速道路での直進性も予想以上。背が高いことのデメリットはほとんど感じなかった。



1007に乗って印象的だったのは、仕立ても走りもいままでのプジョーのコンパクトカーとはひと味違って、とてもおとなっぽいことだった。それでいてカメレオキットは、アタマとカラダを使って模様替えをするという部分に、C3プルリエルに通じるフランス流の遊び心を感じた。そしてもちろん、運転席のドアが電動でスライドするというのは、とても便利。みなさんもぜひ一度、開け閉めしてみることをオススメする。それでこのクルマが欲しくなっても、全然不思議じゃないほどだから。

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