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フロントバンパーの虫をきれいに落とすコツ

フロントバンパーにこびりついた虫などの汚れは、こびりついて、普通に洗車しただけではなかなかきれいに落とすことができません。今回の記事では、そんな頑固な虫を効率的に落とす方法を紹介します。

執筆者:宮島 小次郎


まずは専用の虫とりクリーナーを試してみる

バンパーの虫
バンパーにびっしりとこびりついた虫は、普通に洗車したくらいではなかなか落ちないもの
この時期、帰省やレジャーなどで、夜間に走行する機会も多いかと思いますが、夜の走行でやっかいなのがクルマのフロントまわりに大量の虫などがこびりつくことではないでしょうか。バンパーなどにこびりついた虫は、すぐに洗い落せばそれほど面倒なことにはなりませんが、しばらく放っておくと簡単には落とせないほど、頑固に張り付いてしまいます。

もちろん、スポンジなどでゴシゴシ擦っても落ちないことはないですが、当然手間は掛かりますし、強くこすり過ぎれば磨き傷の原因にもなります。そんなときには、虫とり専用のクリーナーを使うと、手軽にバンパーなどの虫を落とすことができます。クリーナーには、主に界面活性剤などの洗浄成分が含まれており、こびりついた汚れを分解して、除去しやすくなる作用があります。

虫とりクリーナー
虫とりクリーナーには、様々なタイプがあるので、使い方に合った製品を選ぶといいだろう
虫とりクリーナーには、スプレータイプや使い捨てクロスタイプ、溶液タイプなど、いくつかの種類があり、カー用品店の洗車コーナーなどで探せば、様々な製品を見つけることができると思います。中でも一般的なのはスプレータイプで、しつこい汚れに吹き付けて、ウエスなどでふき取るだけと、使い方が簡単なのが特徴です。溶液タイプは、あらかじめウエスに適量を取り、コンパウンドのように擦りながら、汚れを取ります。

また、使い捨てのクロスタイプは、洗車や各種のクリーナーなどでもお馴染みの方式で、紙製のクロスにあらかじめ溶剤が染み込ませてあるので、これひとつで作業ができるという利便性があります。ただ、スプレータイプなどのように、汚れに洗浄成分を染み込ませて使うのには向かないため、走行直後など、比較的汚れが落としやすいときに使うといいかもしれません。

いずれにしても、作業前には汚れた部分を水で流すなどして、虫以外の砂や泥といった汚れはできるだけ取り除いておく必要があります。砂などが付いたままでは、汚れをふき取るときに、塗装面に傷が付くことが考えられるからです。

次ページでは、虫とりクリーナーでも簡単に落ちない汚れを落とすコツを紹介します
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