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ポジションバルブLED化のポイントはここ!

ヘッドライトにHIDが普及してきたことで、ライトの色味を合わせるために、ポジションバルブをLED化するカスタムが流行っていますが、LED化をするにあたってはいろいろと気を付けたいポイントがあるのです。

執筆者:宮島 小次郎


ヘッドライトとポジションバルブの色味を合わせるLED化

HID
ヘッドライトをHID化すると、ポジションバルブとの色味の違いが気になってくるかもしれない
最近はHID式のヘッドライトが純正採用されることが多くなり、社外品でハロゲンヘッドライトをHID式に変更するキットもかなりリーズナブルになってきたため、HIDヘッドライト装着車の数がだいぶ増えてきたようです。そのため、ライトまわりの色合いをめぐって、新たなニーズが生まれてきました。

HIDヘッドライトは、ハロゲン式と比べてかなり明るくなるのと合わせて、その色味も白っぽくシャープな光となるのが特徴です。ただ、ヘッドライトと同時に点灯するポジションライトが従来のバルブタイプのままでは、ちょっと黄色みがかった色合いとなるため、HIDヘッドライトと色の違いが出てきてしまいます。そのため、ドレスアップ的な要素として、ポジションライトもHIDのように白っぽい色味に変えたいという要望が増えてきているようです。

ポジションバルブ
ポジションバルブにも様々な種類があり、色味や明るさを変えることができる
そうはいっても、ポジションライトをHID化することはできませんから、他の方法で色味を変えることとなります。まず一番リーズナブルな方法が、ヘッドライトのハロゲンバルブでも流行ったバルブのガラスをブルーに着色することで、白っぽい色味に見せるというものです。カー用品店で探してみれば、青く着色されたポジションバルブが、実に多くのメーカーからリリースされているのが分かるでしょう。

ただ、この方法では、昼間などライトを使わないときに、ヘッドライトのガラス越しに青いバルブが見えるようになります。特に最近のモデルでは、素通しのヘッドライトレンズを採用しているため、青いバルブはかなり目につきます。また、色味についても、HID(バーナーの種類によって色味は異なりますが)の白さとはやはり微妙に違って見えてしまいます。

そこで新たな手法として、最近各分野で幅広く使われるようになってきたLEDを使ったバルブというのが、人気を集めています。LEDの特徴としては、HID同様にシャープな白色光に発光できるほか、消費電力が少ない、寿命が通常のバルブよりもかなり長い、といったメリットが挙げられます。ただし、ポジションライトをLED化するにあたっては、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。

次ページではそうした注意点を取り上げます
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