子供の英語教育/子供英語関連情報

国際理解教育につなげる小学校英語活動(3ページ目)

小学校英語教育の必修化も目前!具体的な活動事例をご紹介します。国際理解教育につなげる方法、日本人として世界に出る意味など教えられたらいいですね。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

応用の活動

すし活動から離れて、次のような活動もできます。



■Is this Japanese or English?

【準備】5種類の文字カード

Karate、Karaoke、Tsunami、Sushi、Teriyaki



上記の5種類の文字を見て、「あっ!」と気づいた方は、これからご紹介する活動の察しがついたでしょう。これらはすべて日本語ですが、英語で表現してもいいものです。海外生活をした子どもなら予測もつくでしょうが、たいていの子どもたちには意外性があります。

【活動例】

HRT:Can you read this? Is this Japanese or English?
児童:読めるよ、「空手」。

HRT:Yes, it is Japanese. Nancy-sensei, how do you say 空手 in English?
ALT:Karate.
HRT:えっ?Once more please.
ALT:Karate in English.
児童:英語でも空手って言うの?
HRT:どうもそうらしいね。だったら、これは?How do you say sushi in English?
ALT:Sushi.
HRT:へぇ~。



児童は、どうして日本語なのに英語なのか疑問に思うかもしれません。ここがポイントです。このどうして?という気持ちのまま、自分で答えを探させることが国際理解教育になったり、調べ学習につながったりするでしょう。教える側が与えすぎないことがポイントだと思います。

関連サイト:

~~小学校英語必修化シリーズの記事~~~~

「ティーム・ティーチングで小学校英語活動」
「小学校の英語活動、95.8%の学校で実施」
「子供の英語はリズム習得から!松香洋子先生講演」
「小学校で英語教育ブームが到来!松川禮子先生インタビュー」
「激しい討論!第6回小学校英語教育学会」
「プロソディで大成功!注目の小学校英語教育」
「教えなくても子供は学ぶ!小学校英語の秘訣」
「新聞が書けない小学校英語必修化のウラ事情」
「高学年に教え込む?英語教育必修化の是非」
「小学校で英語を教えたい人々が増えている!」
「小学校で働く「ネイティブ英語講師」の実情」 「驚きの報道!小学校英語必修化って本当?」
「もし小学校の英語が教科になったらどうなる?」 「小学校の教壇に立つ英語指導の先生たち」
「親が心配する小学校英語への期待と不安」
「小学校での英語って何?」
「小学校で、ひたすら聞かせる英語の極意」
「質が良くなる小学校の英語~J-SHINE~」
「知ってた?小学校2種免許が一発試験で取れる!」

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