貰っても嬉しくない・使わない出産祝いプレゼントとは?
せっかくのプレゼント、使ってもらえるものを選びたい
2人以上お子さんをお持ちのベテランママ座談会を開き、出産祝いについて取材しました。嬉しかった出産祝いは「先輩ママに聞く、嬉しかった出産祝い」記事でお伝えしました。今回は、その時に意見が出ていた「結局使わなかった出産祝い」についてのランキングです。
お祝いの気持ちとともにいただいた贈り物、嬉しくないわけではありませんが、「言いにくいけど、実は使わなかった」というのもママの本音……。ぜひご覧くださいね。
それでは、第10位から発表します!
※掲載している情報は、取材時点のもので、価格と取扱い内容は変動します。
※商品が販売終了になる場合もあります。
第10位 ベビー用食器&離乳食セット
離乳食の食器は、プラスチック製のものから、木製のもの、陶器のものなど、材質もさまざま。離乳食のときしか使えないものから、幼児まで使えるものなど、大きさもさまざまです。好みに合わないものや、使いにくいものをプレゼントしてしまうと、「もったいなくて結局使えなかった」ということにもなってしまいます。日常使いはできないけれど、お食い初めや初節句、初誕生祝いなど、改まった席に使える上質なものを贈るか、日常使いに便利なものを贈るかを決めてから選ぶとよいでしょう。
第9位 好みでないマザーズバッグ
赤ちゃんが生まれると外出などで必要になる、大容量のマザーズバッグ。ただ、自分で選びたいという人も多いので、出産祝いとしてプレゼントする場合は注意が必要です。好みのブランドを聞いてから贈るか、「これがほしい!」というのを指定してもらうと失敗がないと思います。今人気のマザーズバッグは「マザーズバッグ」サイトをチェック!
第8位 キャラクターベビー服&育児グッズ
8位に入ってきたのは、キャラクターモノのベビーグッズ&お洋服。ディズニー系のなど万人受けするキャラクターはどう?と聞いたところ、やはり好きなママもいれば、嫌いという方もいらっしゃいました……。難しいですね。自分好みのキャラクターならいいけど、それ以外は「本当に困る」とのご意見。
キャラクターを着せるのは、子供に「これ着たい~」とせがまれてからで十分。子供の強い要望でも購入するのを躊躇するという方もいたので、キャラクターモノの育児グッズ&ベビー服は、出産祝いとしては避けた方がいいでしょう。
第7位 ビブ(よだれかけ)&ミトン
7位に入ってきたのは、ビブ(よだれかけ)&ミトン。この座談会に参加したママでミトンを使いこなしていた方は皆無でした。ちなみに私も持っていましたが、1回も使うことなく終わったのを覚えています。赤ちゃんが掻き傷を作らないよう手袋をするのがミトンの役目ですが、自分に置き換えて考えてみると、かゆい状況はあるのに掻けないのは辛いですよね。
育児必須用品とも思えるビブ(よだれかけ)ですが、よだれは出る子もいれば、全く出ない子もいます。私も第1子、2子の時は全く使わなかったのですが、第3子の時は毎日何枚も使っていました。食事の時は防水されている前掛けの方が使い勝手がいいので、よだれのでない赤ちゃんなら結局、未使用で終わってしまうことが多いでしょう。
第6位 好みでないハイブランドベビー服
6位に入ってきたのは、ママの服装とあまりにもテイストが違うハイブランドのベビー服。ハイブランドこそ好みがはっきり分かれるので、ママが普段どんな服装をしていて、どんなブランドが好きか知らない方は避けた方が無難です。
好みのものでないハイブランドをいただいた時には「包みなおして他の方にあげた」「リサイクルショップ・オークション行きだった」という声まで出ていました……。
第5位 硬い&サイズが合わないファーストシューズ
愛らしさから一番小さいサイズを選んでしまうと、歩く頃には入らないということも |
ファーストシューズは「もらって嬉しかった&活躍した出産祝い」にも入っていました。嬉しかったベビーシューズの共通点は、軽さ&柔らかさ。結局使わなかったファーストシューズの共通点は、赤ちゃんが歩きにくい硬さ&重さ。
かわいさから一番小さいサイズを選んでしまうと、歩く頃には入らず……。飾りで終わったという方もいらっしゃいました。デザイン重視で選ぶと陥りやすい選択です。
第4位 おもちゃ&ぬいぐるみ
すぐに飽きてしまうけど、幅を取るおもちゃ…… |
4位に入ってきたのは、おもちゃ&ぬいぐるみ。そもそも生まれてすぐの赤ちゃんは、おもちゃでは遊ばないし、遊ぶようになってからもすぐ飽きる。第一子誕生の際は嬉しかったけど、第二子誕生の際に頂いたおもちゃは置き場所もなかった、とのこと。
ここでも感じたのは、“おもちゃ&ぬいぐるみ”もこだわりを持って選んでいる方が多いこと。おもちゃ、ぬいぐるみの作り手や素材にこだわるママが増えています。
私が小さかった頃はみんな同じおもちゃを持っていた気がしますが、様々な選択肢があり「遊ぶこと」=「学ぶこと」と考える親御さんも多いいま、ギフトとしておもちゃをあげるのもなかなか難しいですね。
第3位 すでに持っているベビー用品など
かわいいんだけど、複数は必要ない育児用品 |
3位に入ってきたのは、出産準備として揃えていたり、1人目の時に使っていたものがまだ使えたりという、「すでに持っているもの」が入ってきました。
私もとっても気に入っている外出用のブランケットを2枚持っていて、さらに出産祝いでもう1枚頂いき、うーんどれを使おうか?という贅沢な悩みを抱えた経験があります。洗い替えるとしてもやはり2枚で十分。結局自分で用意したブランケットはお蔵入りで、何となくもったいない気がしました。
第2位 サイズの大きなベビー子供服
つなぎのベビー服はおむつ替えが大変 |
2位に入ってきたのは、サイズの大きなベビー子供服。特に多かった声は、80サイズより大きいつながっている男の子用のお洋服。つながっているとは、オーバーオール・カバーオールなど、上着とパンツがつながっているものを指します。
80サイズというとちょうど1歳前後。この頃は動きも激しくなるし、おむつを替えるのも一苦労なので、つなぎのお洋服は選ばない方がいいでしょう。
逆に女の子用のつながっているお洋服(ワンピース)は大歓迎という声もありました。確かにワンピースなら外出着に使えるし、おむつ替えも楽々。2歳用など大きいサイズの子供服は、着られるようになるまで収納場所も取るし、忘れた頃に出てきて着れなかったとの声が上がっていました。
第1位 一時的にしか必要ない育児用品
ベビーバス&ベッドはレンタルで十分 |
育児用品に関して使うものは千差万別。ライフスタイルや生まれてきた赤ちゃんの性格にによって大きく変わるので、一時的にしか必要ないものは避けた方がいいでしょう。
今回の座談会で意見が出た、結局使わなかった出産祝い第1位になったのは、ベビーベッド、ベビーバスなど、一時的にしか使わない育児用品。
確かに~と思いました。私も第1子出産準備品として、どちらも揃えましたが結局使わなかった……。大きいので置いておくにも幅をとるし、誰かに貸すにもにも手間がかかる。
他には、赤ちゃん用の布団。ミルクを作るため常時お湯の温度を保つポットなども、結局使わなかったものとして名前があがってました。
産後1ヶ月したら必要なものは、通販やネットで取り寄せられるので、出産祝いや準備として揃える育児用品は最小限でいいかもと感じた今回の取材。
ベッドやベビーバスなど必要な場合も購入するのではなく、レンタルという方法もありますしね。
取材にご協力いただいたママ、ありがとうございました。
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