骨盤を開くヨガの体位です
はじめのポーズをとるだけでも、骨盤が整います。ぜひ、毎日続けましょう。
蹠(かかと)を合わせてすわる「合蹠(がっせき)」は骨盤の開閉力を高める効果があり、出産を控えている人には必修とも言うべきポーズです。骨盤はいくつかの骨がつながってドームを作っていますが、そのつなぎ目がやわらかいとお産に有利。このポーズは、特に後ろの大きな平たい骨=「仙骨」と左右に張り出した「腸骨」とをつなぐ「仙腸関節」をやわらかくしてくれます。
実際にやってみましょう
合踵のまま前屈するのが「合蹠前屈」です。自分が倒せるところまででかまいません。息を吐きながら、むしろ力を抜いて倒すのがコツ。胸より腰を押し出すようにします。かかとを合わせて引き寄せます。 足の親指を持ち、息を吸い入れながら、背骨をきちんと立てます。
息をゆっくり吐きながら、腰を押し出すような気持ちで前屈します(息を吐き切るのと、おでこが床につくのが同時になるように)はじめはこんなに倒れませんが、無理をしないで……。自然呼吸で10~20秒保ちます。
息を吸いながら背中を起こします。 よく伸ばした部分に意識を置きます。
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