1月生まれにするには？妊娠時期を出産月から逆算

赤ちゃんを1月生まれにするには？

1～3月となる早生まれを狙うなら、少しでも成長が早い1月がおすすめです。この時期は1か月でも、成長に大きく差が出るため、保育園での生活や、幼稚園の入試などに有利となります。

幼稚園に入れたいと考えている場合、生まれてから就学までの期間が3年と短いので、仕事の再開を予定しているママにとってはメリットとなります。

出産予定日から逆算する最終月経日&排卵日の早見表

※この早見表は、28日周期（排卵日が14日後）を基本としています。 周期が短い方はその分の日数を引き、長い方は日数を足して計算します。

1月生まれの赤ちゃん、年の初めにこのおめでたいことを実現するために、まずは「1月生まれベビー 出産予定日＆最終月経日 早見表」から、排卵日を逆算してみましょう。また、最近では、最終月経日、生理周期を入れると出産予定日を計算してくれる便利なツールがインターネット上でたくさん見つかるので、そちらも簡単でおすすめです。

・出産日・出産予定日から受精日を逆算
・妊娠・出産の自動計算ツール

 

1月生まれ赤ちゃんを逆算！「ネーゲレの概算法」とは？

＜28日周期で計算するネーゲレ概算法＞
この古くからある概算法は、現在でも広く医療関係のプロフェショナル、看護師さんなども使っています。出産予定日の日数は、生理周期が28日型の場合、最終月経開始日から数えて280日（40週）です。よくセックスをして受精したであろう日から数える人も多いのですが、基本は最終月経日です。

「ネーゲレの概算法」で出産予定日を出すのは、あくまでも月経周期が規則正しく、28日周期の人で、14日目に排卵があることが大前提となります。

最終月経の月＋9（引けない場合は－3）＝出産予定月
最終月経の日＋7＝出産予定日

つまり1月生まれの赤ちゃんを産みたい人は、最終月経の月＋9（または－3）＝1になればいい訳です。4－3＝1のため、ざっくりとですが4月に子作りのタイミングを取れば1月生まれになることが分かります。

＜例：最終月経日4月7日の場合＞
4－3＝1（出産予定月）
7＋7＝14日（出産予定日）
1月14日が出産予定日となります。

ただし、ネーゲレ概算法は「1ヶ月には28日・30日、31日の月がある」ことが計算できないため、実際にカレンダーで数えてみると2日ズレて1月14日となります。あくまでも概算なので、注意しましょう。
 

要注意！ネーゲレ概算法で気を付けたい点2つ

■カレンダーにない日が計算された場合
この計算式は簡単に計算できる分、実際にはカレンダー上にない日にちが出てしまう場合もありますが、すぐに修正できます。

例えば4月25日が最終月経日の場合、出産予定月＝最終月経の4月－3＝1月　出産予定日＝25＋7＝32日　1月32日となります。1月は31日までのため、31－30＝1で1日分を足して、出産予定日は2月2日となります。

■28日周期以外の人の場合
ネーゲレ概算法はとても計算しやすいのですが、月経の周期が28日で設定されています。生理周期が25日の場合は、ネーゲレ概算法で算出した日数から、排卵が早い分の3日を引いて計算してください。反対に、生理周期が35日と長い場合は、ネーゲレ概算法で算出した日数から、排卵が遅い分の7日を足して計算します。

添付の「１月生まれベビー 出産予定日＆最終月経日 早見表」でも、同様に周期によって日数を増減して計算してください。
 

自分で排卵日を予測する方法4つ

＜おすすめ度別4つの方法＞
1回の生理周期において、排卵は1回、卵子の寿命は約1日と妊娠できる期間は限られています。1月生まれベビーを生むためには、排卵日を予測して確実にセックスのタイミングを取ることが大切です。

【基礎体温】おすすめ度（★☆☆☆☆）
以前までは基礎体温が1か月で最も下降した日が、排卵日と言われていました。しかし最近では、必ずしも排卵日ではなく、この日を含めて前後1～2日の間に排卵が起こるとされています。そのため予測も難しく、また毎日測るのもプレッシャーになってしまうので、あくまでも目安として続けると良いと思います。

【おりもの】おすすめ度（★★★☆☆）
オリモノの粘り具合を観察してみましょう。排卵期以外ですと、オリモノはだいたい1cmくらいしか伸びません。排卵1週間前～排卵直前になると、おりものが普段と変わってきます。糸を引くぐらいの粘度の高い、卵白のようなおりものになったら排卵直前でタイミングの取り時。伸びるおりものが、ペタペタする伸びないおりものに変わったら、排卵は終了しています。

【排卵検査薬】おすすめ度（★★★☆☆）
セルフチェックの中で精度の高い予測法として、排卵検査薬があります。排卵検査薬は、排卵日に陽性になるのではなく、排卵直前に分泌量が急増する「LHサージ」によって排卵日を予測します。LH濃度の上昇（LHサージ）が始まってから36時間以内に排卵が起こるので、陽性が出たらすぐに子作りのタイミングを取りましょう。

28日周期の場合、だいたい14日目が排卵日となるので、前回生理開始日から数えて 11日目から排卵検査薬を開始します。LHサージは期間が短いため、1日1回の検査では捉えられない場合もあります。陽性が出ない人は、タイミングを取り逃がしているのかもしれません。朝・晩と2回チェックしてみましょう。

【次回月経予定日の14日前】おすすめ度（★★★★☆）
これは周期が決まっている人にしかできない方法ですが、周期が毎月同じであれば28日周期でなくても問題ありません。基本的に、排卵日から次回生理予定日までの黄体期はどんな周期の人でも約14日間と決まっています。自分の月経予定日から、14日前が排卵日となり、簡単に予測できます。

基礎体温や排卵検査薬などを使うことももちろん大切ですが、それに捉われてしまうとストレスが溜まり、逆に不妊の原因になってしまいます。月経予定日の14日前を目安に、適度に他の方法を組み合わせて予測していきましょう。
 

排卵日を簡単に知りたいなら早見表をチェック！