きんとん代わりにきんとんかん
同じ材料、同じ味ですが、二通りの姿形にしてあります。重箱に詰め合わせるとサマになります。 主な材料は、さつま芋、枝豆、寒天です。安価な材料を使って豪華に見せる、 ワザありな一品、いえ、どう見ても二品です。一般的には壱の重に詰めます。
ずんだきんとんかんの材料(4人分)
ずんだきんとんかんの作り方・手順
ずんだきんとんかんの作り方
1:さつまいも地
さつまいもを3cm厚に切り、皮を厚めに剥いたそばから水にさらす。水を取り替えてかぶる位の水を入れて茹でる。さつまいもが柔らかくなったら湯を捨て、火にかけてゆすり、水気を飛ばす。
2:
すりこ木でついてつぶし、砂糖、みりん、塩を加えて弱火にかけて練る。砂糖がなじんだら火を止める。
3:枝豆地(ずんだ)
鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、煮溶かして蜜を作る。 (自然解凍で食べられる冷凍枝豆)を解凍し、サヤから外し、薄皮を剥き、電子レンジで1~2分、熱くなるまで加熱する。 フードプロッセッサーに枝豆を入れ、蜜を2~3回に分けて加えながら、粒々が多少残る程度に砕く。
加熱するのは、火を入れて長持ちさせるためと、余分な水分を飛ばすため。4:
器に取り出す。
5:
パウンド型にラップを敷き、さつまいも地を型の半分の高さまで詰め、フライ返し等でギュッと押しつけて平らにならし、その上にずんだを重ねて押しつけてならす。
6:
残った生地は、二種類を組み合わせて、硬く絞った濡れぶきんで茶巾に絞る。てっぺんに小さく刻んだ梅の実をのせる。
7:(寒天地)
寒天棒を水に浸けてふやかし、水を絞ってちぎり、水で煮溶かし、砂糖を加え、溶けたら火を止め、レモン汁を加える。鍋底を冷水に浸けて冷まして(6)の上に流し入れ、 固まったら、刻んだ梅酒の梅をのせる。
8:
残った寒天液を茶巾絞りの上にかけてゆく。
鍋の中で寒天液が固まってたら、火にかけて溶かす。9:
ずんだきんとん羹。
10:
ずんだきんとんの茶巾しぼり羹。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。