防犯/スリ・ひったくり・置き引きを防ぐ

自転車女子“ひったくり”注意報!(2ページ目)

歩行中にバッグを奪われるひったくり事件が多発していますが、自転車に乗った人が前カゴに載せたバッグを奪われるケースも頻発しています。被害を防ぐほんの一手間を忘れずに!

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド



まずは「ひったくり」を意識して!

そんなバッグの入れ方はダメ!

そんなバッグが盗まれる!

しかし、「ひったくり被害に遭わないように通りのどちら側を通るかを決める」という意識を持つほどの人ならば、そもそもバッグを奪われやすいように前カゴにひょいと入れただけ、などということはしないでしょう。「買い物袋をバッグの上に載せる」「ひったくり防止カバーやネットを利用する」など、「ひったくり犯のターゲットにならないこと」を心がけるからです。

また、一度でもひったくりの被害に遭ったことのある人は、被害後は非常に警戒心を持つようになります。つまり、今後「ひったくり」の被害に遭いやすい人というのは、「ひったくり犯罪」への認識・意識が低い人、何も考えずにバッグを持ったり、自転車の前カゴに入れたりしている人だといえるでしょう。

被害に遭った人たちは、口を揃えて「夜道が怖くなった」「バッグを抱えて持つようになった」「後ろから来る乗り物や人に敏感になった」などと言います。そして何年経っても、被害時の恐怖心を忘れていません。自分が犯罪被害に遭う、ということは考えたくもない、イヤなことではありますが、それを考えておくとおかないとでは、意識がまったく違います。「私は絶対に被害に遭わないぞ!」という強い意識を持ち、具体的な防止策をとって日々行動することが必要なのです。

ひったくり被害に遭わないために必要なのはまず意識から。自分のバッグを奪われないために何をしたらいいか? 自分で考えればさらに自己防衛レベルは上がるでしょう。後になって、「ああしておけばよかった」「バッグをしっかり抱えていればよかった」「早くバイクに気づいていればよかった」など、自分を責めたり後悔したりするものです。

後悔しないためには、未然に被害を防ぐこと、できる限りのことをしておくことです。「ほんの一手間かける」だけで結果に大きな差が出ることでしょう。バッグはひったくられないように持つ、前カゴに入れるならカバーやネットを利用、もしくは雑誌1冊載せるだけでも違います。

下記記事もぜひご覧ください。↓
■“ひったくり”被害者はなぜ女性に多い?

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