妊娠中の旅行時期は妊娠16~27週の安定期が最適
妊娠中の旅行は妊娠16~27週の安定期が最適
なお妊娠中の旅行におすすめの時期は、16~27週以降が最適です。妊娠初期は流産の可能性があり、つわりもあり、乗り物酔いが増悪しやすいので、なるべく避けてください。ただし、旅行と流産は直接関係がありません。12週になると体調は安定してきますが個人差があります。また、妊娠9ヶ月(妊娠28週~31週)もまず問題ないでしょうが、お腹が張りやすくなってくるので、無理は禁物です。
旅行に出かけるときには、母子手帳、保険証、生理用ナプキンを必ず持っていきましょう。
妊娠中の旅行は余裕あるスケジュールが鉄則
妊娠中の旅行は余裕のあるスケジュールで!
妊娠中の飛行機移動はお産直前以外は大丈夫
気圧の変化が赤ちゃんに影響することはありませんが、飛行機の機内は湿度が低く脱水になりやすいので、水分を十分補給してくだい。また、妊婦は血栓症になりやすいので、座席でも下肢の運動をしたり、気流がいい時は機内を歩くのもいいでしょう。搭乗の際、客室乗務員に妊娠していることを伝えておくと安心です。
妊娠中の旅行の安心ポイント。ドライブ・船旅・温泉はOK?
車での移動は、できれば1日6時間以内に、同じ姿勢を長く続けないようにして、2時間に1度は休憩をはさみましょう。船旅は船酔いを増悪させるので、あまりおすすめはできません。温泉の成分は大丈夫です。ただし、サウナや42度以上の高温のお湯に長くつかることは避けましょう。風呂場での転倒と脱水が心配です。
妊娠中の旅行は、ゆったりとリラックスした時間を過ごすことに意味があります。基本は疲れたら休む。不安があれば中断する勇気も必要です。