ブリュッセルの各国料理レストラン

高級鞄の老舗ブランド、デルヴォーの工房がレストランになった「ラ・マニファクチュール」

高級鞄の老舗ブランド、デルヴォーの工房がレストランになった「ラ・マニファクチュール」

国際都市ブリュッセルは、エキゾチックフードだってお手のもの。もとから移民たちがオープンさせた外国料理の店が多いですが、近年では美食の追求を続ける名シェフの手による外国料理や多国籍料理の店も、地元っ子たちに人気。食に貪欲なベルギー人を満足させる噂の味を、旅行者も体験しに出かけてみませんか。

レストラン1 ラ・マニファクチュール(フュージョン料理)

工房だった時代の写真も展示

工房だった時代の写真も展示

店名の「マニファクチュール」とは「工場」の意。一世紀前に印刷工場、前世紀半ばからは王室御用達の高級鞄ブランド、デルヴォーの工房があった場所なのです。総面積は400平方メートル。古い木の床からは鉄の柱と階段が伸び、ロフトっぽいリラックスした雰囲気が漂います。洗練された空間ながら気取りはなく、客層を選びません。夏場は中庭の席もオープン。

 
伝統料理の小エビのコロッケもアレンジされ登場

伝統料理の小エビのコロッケもアレンジされ登場

自慢はヨーロッパ、アジア、アフリカと、様々な地域の食材を大胆に融合させたフュージョン料理。ダチョウのフィレ肉厚切り、ロースト・アーモンドとコリアンダーの野菜クスクス、牛フィレ・ミニョンのベアルネーズソースかけ、ラングスティーヌのラビオリなど、幅広い料理に舌鼓が打てます。シェフこだわりのハーブやスパイス使いにも注目。フィレ・アメリカン(タルタル)や小エビのコロッケなど、いわゆる伝統的なベルギー名物だって、あくまで“ラ・マニファクチュール流”に技ありでアレンジされて登場しますよ。

<DATA>
La Manifacture(ラ・マニファクチュール)
住所:12,rue Notre Dame du Sommeil 1000 Bruxelles
TEL:32(0)2 502 25 25
営業時間:12:00~14:00 19:00~23:00(~24:00 週末)
定休日:土曜の昼、日曜
アクセス:メトロ1、5番線 Sainte-Catherine/Sint-Katelijne駅徒歩15分(夜は寂しい地域も通るので気になる人はタクシーを使うのもおすすめ)
予算:35~50ユーロ

 

レストラン2 ルージュ・トマト(地中海料理)

店内は元気な“赤”を基調に

店内は元気な“赤”を基調に

席につき真っ先に勧められたのがリンゴと人参のジュース。美味なる自然のコクに喉を潤すうちに運ばれてきたのが、プチパン+ブロッコリー&クルミのクリーム。「本店は健康のためにバターは使いません。バター代わりにどうぞ」とはスタッフの弁。

そんなミニ・サプライズに満ちた地中海料理レストラン「ルージュ・トマト」です。ブリュッセル南方の開発が続くルイーズ大通り沿い、19世紀の邸宅内にオープン。「赤いトマト」という名の通り、インテリアのアクセントとなる元気な赤が食欲をそそります。

 

色どり鮮やかなアントレ

色どり鮮やかなアントレ

栄養士と相談しながらシェフが練り上げたオリジナルメニューは、体が喜びそうなものばかり。アントレならアミガサタケを添えたポワラーヌのトーストに、63℃で調理されたウズラとセロリのピュレ、メインならセモリナとレモンのコンフィにヒヨコマメに野菜入りタジン、季節の野菜と大型エビのパッパルデッレ(幅広のパスタ)、アーティチョークのピュレとニシスズキのフィレの鉄板焼きなど、工夫に満ちたメニューの宝庫です。

とはいえ決して気をてらった料理ではないので、家でもアイデアを盗みたくなるものばかり。もちろんワインも自然派のものを厳選しています。

<DATA>
Rouge Tomate(ルージュ・トマト)
住所:190,Avnue Louise 1050 Bruxelles
TEL:32(0)2 647 70 44
営業時間:月~金12:00~14:30 19:00~22:30 土曜 19:00~22:30
定休日:日曜
アクセス:トラム94番線 Lesbroussart駅 徒歩1分
予算:40~50ユーロ
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。