ベルギー/ブリュッセル

ブリュッセルのレストラン(2ページ目)

食通の都ブリュッセルは、料理の質と選択肢の幅でも群を抜きます。伝統的なベルギー料理をはじめ、創作フレンチ、各国料理レストランなど、美味しくお得なレストランを厳選してお届けします。

執筆者:林 瑞絵

おすすめのベルギー&フレンチレストラン

伝統と革新のバランスが見事なレストラン『ブリュノー』

伝統と革新のバランスが見事なレストラン『ブリュノー』

ベルギー料理もしくはフランス料理、またはその両方がいっぺんに楽しめてしまうブリュッセルのレストランをご紹介します。食通の町のレストランは、高級店から庶民的な店まで選択肢は星の数ほど! あまりの選択肢に迷ってしまいますが、コストパフォーマンスの高い店やリピートしたくなる魅力を備えた店をセレクトしました。

レストラン1 ブリュノー(創作フレンチレストラン)

世界中にファンを持つシェフ、ジャン=ピエール・ブリュノー氏

世界中にファンを持つシェフ、ジャン=ピエール・ブリュノー氏

ブリュッセル北西、閑静な住宅街が広がるガンショアン地区。世界で5番目の広さを誇る国立コーケルベルグ大寺院を背景に望むのが、国内屈指の名店「ブリュノー」。

1975年にオープン、2年後にミシュランの星を獲得。以後、長らく三ツ星をキープした後、2010年に入り残念ながらひとつ星に……。しかし現在も変わらず『コム・シェ・ソワ』や『シーグリル』などと並び、ガストロノミ・レストランを語るには外せない美食家たちのランデブースポットです。魚、肉ともに強く、メニューにはキャビアクリームを添えたラングスチーヌのカルパッチョ、ヴァンデ産鳩のガレットといった名が。郷土の味を守りながらも、常に革新的な料理を提案し続けるのが人気の秘密です。

 

若き日のブリュノーさんがモデルというアート作品も

若き日のブリュノーさんがモデルというアート作品も

「料理は素材から」をモットーとするオーナシェフ、ジャン=ピエール・ブリュノー氏。料理界の巨匠となった今も早朝に起床し、自らマルシェに足を運ぶのが日課だそう。料理にはホップの芽やチコリといったベルギー名産を積極的に使用しますが、同時にイラン産のキャビアやフランスのカルパントラ県のトリュフなど、遠方から厳選して取り寄せる食材も多いとか。

アールデコ様式で名高い大寺院と呼応するように、室内はアールデコ調を意識。35ユーロのお得なランチを狙うも良し、しっかりドレスアップしてディナーに出かけるのも良し。ブリュッセル中心部から離れてはいますが、わざわざ足を運ぶ価値アリと断言しましょう。

<DATA>
Bruneau(ブリュノー)
住所:73-75,avenue Broustinlaan 1083 Bruxelles-Ganshoren
TEL:32(0)2 427 70 70
営業時間:12:00~14:00 19:00~22:00 
定休日:火・水曜 バカンス時期は毎年変わる(最近は夏期バカンスが6月後半~7月中旬迄、冬期バカンスが1月初頭から中旬まで)
アクセス:地下鉄2、6番線Simonisから徒歩15分、やや遠いので市内からタクシーもおすすめ
予算:昼50ユーロ 夜 100ユーロ 
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