味わいも奥も深いベルギーチョコたち

日本でも人気急上昇中の「ジャン=フィリップ・ダルシー」のチョコ

日本でも人気急上昇中の「ジャン=フィリップ・ダルシー」のチョコ

板チョコはパッケージも美しい

板チョコはパッケージも美しい

ベルギーといえば、条件反射のように「チョコレート」を思い、唾が込み上げてくる人も多いでしょう。

ベルギーチョコの繁栄は国の歴史とも切り離せません。1885年、時の国王レオポルド二世が、アフリカのコンゴを私領(!)として個人で支配。以降、カカオの木のプランテーションが一気に進められ、ベルギーチョコ産業が大きく開花しました。

現在でも年間で22万トンを生産し、国民一人当たりの消費量はドイツやスイスと並び世界上位を常にキープ。ベルギー人はおよそ三日に一枚は板チョコを食べる計算になるそうで、平均的日本人の約4~5倍の消費量に当たるとのことです。

 

ショーウィンドウにはチョコだらけ

ショーウィンドウにはチョコだらけ

ベルギーチョコの美味しさの秘密は、なんと言ってもカカオ豆を搾油して得られる植物油脂カカオバター。ベルギーが発祥の「プラリネ」をはじめ、高級製菓用チョコレートは「クーベルチュール・チョコレート」とも呼ばれ、「カカオ分が35%以上、カカオバターが31%以上含有する」「カカオバター以外の代用油脂を含まない」といった厳しい国際規格が定められているのです。カカオの深い味わいや絹のようなあの滑らかな舌触りは、カカオバター以外の油脂を使った安価なチョコレートに大きく差をつけています。

 

「ゴディバ」のチョコかけイチゴを食べ歩きしたい

「ゴディバ」のチョコかけイチゴを食べ歩きしたい

さて現地のガイドブックには、「ブリュッセル内でチョコレート屋は81店」とありますが、支店は除く数なので実際はもっと多いはず。観光地として人気のブルージュに至っては、町中で歩く度に目にするチョコレート屋の数に驚いてしまうほどです。

ノウハウス、ガレー、ゴディバ、ヴィタメール、メリーといった王室御用達ブランドはもちろん、ピエール・マルコリーニ、ドミニク・ペルソーヌ(ザ・チョコレート・ライン)、ピエール・ルドンといった世界的名声を誇るショコラティエの店は、いつも観光客の姿で賑やか。最近はワロン地方を拠点に活躍するショコラティエ、ブノワ・ニハンといった新しいスターの登場も話題。あくまで伝統と革新の狭間で前進を続けるのがベルギーのチョコレートなのです。

 

お土産にも! チョコレートの予算は?

スパイス使いに技アリの「ブノワ・ニハン」

スパイス使いに技アリの「ブノワ・ニハン」

気になるベルギーチョコのお値段ですが、ブランドにこだわらずにチョコを現地スーパーで買うのならば、日本と同様に小銭程度の安価で済ませられます。しかし本記事で紹介しているような、味もたしかな高級ブランドにこだわれば多少の出費はご覚悟を。

お土産になる箱入りのプラリネ詰め合わせで一箱15ユーロ位からを目安に予算を立てると良いでしょう。とはいえブランド内でも値段の上下はあり、最も高いブランドの代表格が「ピエール・マルコリーニ」。次に「ジャン=フィリップ・ダルシー」「ゴディバ」「ノイハウス」あたりと続き、最も良心的な値段の代表格が「レオニダス」となります。「ノイハウス」は250グラムで16,50ユーロ、「レオニダス」は500グラムで16,20ユーロですから、実に約2倍の価格差がありますね。

現地でもベルギーチョコはそこそこ高嶺の花ではありますが、それでも日本で購入するよりはかなり割安感があります。だいたい日本よりも3~4割安く買えることが多いので、チョコファンであれば、やはり現地で購入することを強くお勧めします。

それではガイドおすすめのベルギー最強チョコブランドを、ブリュッセルのお店のデータとあわせてご紹介します。