ベルギーの気候

国を代表する祭典「フラワーカーペット」は偶数年の夏に開催©OPT-Alex Kouprianoff

国を代表する祭典「フラワーカーペット」は偶数年の夏に開催©OPT-Alex Kouprianoff

温暖な海洋性気候に区分されるベルギー。国のほぼ真ん中に位置するブリュッセルは、7、8月の最高気温で約23度、平均気温で約18度と涼しめ。夏でも湿度は低く、カラッとしていて過ごしやすいと評判です。国内全土でも内陸部アルデンヌの丘陵地帯をのぞき、真夏でも猛暑を記録することはあまりありません。

一方、冬も寒さはさほど厳しくなく年間で最も寒い1月の最低気温で約−1度、平均気温で約3度。しっかり防寒対策さえしておけば、かなりの寒がりでない限りしのぎやすいもの。

ざっくりと「ベルギーは年間を通して東京よりやや涼しめ(夏は−6~9度、冬は−3、4度)」とも言い替えられます。

ベルギー旅行のベストシーズン

一般に「花が見頃の春先から日照時間も長い夏場」が観光時期として人気が高く、世界中から旅行客が集まります。まずはこの時期の旅行が一番おすすめ。これにムール貝やジビエ料理(狩猟料理)など秋の味覚や紅葉が楽しめ、気温も寒くなり過ぎない10月くらいまでを観光シーズンに含めてよいでしょう。しかしこれらの季節を逃してもあまり落胆しなくて大丈夫。なにせベルギーは避けるべき季節がないという「旅行者思いの国」なのです。

雪が降りしきるブルージュもまた一興©Cel fotografie Stad Brugge

雪が降りしきるブルージュもまた一興©Cel fotografie Stad Brugge

例えば世界中の旅人を惹きつける「北のベニス」ことブルージュ。観光最盛期の8月は気候的には言うことなしですが、「大型観光バスが旅行者を運び込み、町中が混み合って残念」と言う人も。雪さえ散らつく寂しげな冬の情景の方が「風情があってかえって素敵」と支持する人さえいます。

ベルギーに限っては「ベストシーズン」という言葉に惑わされることなく、冬は冬なりの良さがあると割り切って考えてしまって良いかも。特に冬でもクリスマス時期なら、全国各地の広場でクリスマス市が開かれ幻想的な雰囲気が存分に味わえます。ちょっとくらい寒くたって心はポッカポカ。忘れられない旅を約束しますよ。

霧雨や小雨が降りやすい©P.Monney_Toerisme Vlaanderen

霧雨や小雨が多い©P.Monney_Toerisme Vlaanderen

気候に関して一点だけ注意。ベルギーは一年を通して小雨が降りやすく、降水量こそ多くはないものの「年間160日は雨が降る」というデータもあるほど。一日中降り続けることは少ないですが、天気は変わりやすくなっています。町歩き用にはレインコートや携帯用の折りたたみ傘を携帯するのが良いでしょう。

出発前に以下のサイトをご参考ください。