ベルギーの季節（気候・気温）・祝日・イベント(2ページ目)

ベルギーのイベント

ベルギーはカーニバルの伝統が色濃く残っていたり、個性溢れる新イベントが続々登場したりと、欧州でも指折りの「お祭り好き」の国。旅の時期を自由に選べるのなら、興味のあるお祭りやイベントに合わせて予定を組むとさらに充実した時間が過ごせます。この記事ではガイド選りすぐりの「イベント•お祭り•宗教行事」をピックアップ。是非とも旅のプランニングにお役立てください。

ベルギーの重要な祭典の中には、2年や3年に一度だけ開催されるものが多く見受けられます。中には数十年に一度という貴重なものまで。気になる祭典がある人は「終ったばっかり！」と泣き寝入りしないよう、開催時期をよく確認しておくことが大事です。ネコ好きの人なら、フランス国境に近い西部の町イーペルの「ネコ祭り」を耳にしたことがあるかもしれません。ユニークなお祭りですが3年に1度しか開催しないため、逃してしまった時のショックは大きくなりがち。次回の開催は2012年。興味のある人は今からでも頭の片隅にいれておいて下さい。

数年に一度開催の重要イベント

■フラワー•カーペット（ブリュッセル）
偶数年の8月15日頃の数日間（次回は2012年8月15日頃）
世界遺産の大広場グラン•プラスに、一面巨大なお花の絨毯が広がる大人気イベント。色とりどりの70万本ものベゴニアが、熟練の庭師たちによって丁寧に敷き詰められます。

■ジンネケパレード （ブリュッセル）
偶数年の5月最終週末（次回は2012年5月末予定）
他民族国家らしくマルチカルチャーを尊重しようと2000年からはじまったパレード。毎年テーマに沿った奇抜なコスチュームが楽しめます。2010年のテーマは「A table/Aan tafel テーブルへ（お食事ですよ）」でした。

■猫祭り（イーペル）
3年に1度、5月第2日曜（次回は2012年5月13日）
巨大なネコ人形や音楽隊が町をパレード。猫コスプレに身を包んだ世界中の猫好きが集合し、祭りの最後には鐘楼の上から幸福を呼ぶ猫人形が一斉に投げられ、町は激しい争奪戦に沸きます。

■ゲント•フロラリア（ゲント）
5の倍数の年の4月半ばの10日間（次回は2015年4月予定）
1808年から続く由緒ある世界的な花の大博覧会。前回は全長2キロにわたり花のディスプレイが続く見学ルートがつくられました。2010年はちょうど200周年を記念する年とされ特に注目が集まりました。

2010年のゲント・フロラリアの様子はこちらからどうぞ。
解説はこちら＞＞＞花の博覧会ゲント・フロラリア