200年の歴史を誇る世界一のインドア庭園

どうやって支えてる?来場者の目をひいた花のインスタレーション

どうやって支えてる?来場者の目をひいた花のインスタレーション

食卓とお花は定番の組み合わせ

食卓とお花は定番の組み合わせ

ラーケン王宮の温室や古城の庭園公開、世界遺産の大広場グラン・プラスが花一色に染まる「フラワー・カーペット」。ベルギーにはお隣のオランダに負けず劣らず、花に関するイベントが目白押しです。

中でも国内第3の都市ゲントで開催される花博「ゲント・フロラリア」は世界最大のインドア庭園。花関連のイベントとしてヨーロッパでもトップクラスの知名度を誇ります。期間中は国内外から30万人の入場者を集める盛況ぶり。5の倍数年である5年に一度だけの開催で、2010年はちょうど開催年。2010年は4月17日から25日まで9日間の日程で行われました。

 

ベルギー国家よりも長い歴史

幻想的な木のシルエットのもとで一休み

幻想的な木のシルエットのもとで一休み

ちょっと落ち着かない豪華なテーブル

ちょっと落ち着かない豪華なテーブル

「ゲント・フロラリア」の起源は19世紀初頭まで遡れます。英国の花の展示会に刺激を受けたゲントの園芸仲間約40人が、1809年にゲントでも開催したのが始まり。当時は48平方メートルの会場に49株を集めただけのこじんまりとしたものでした。主催の園芸家グループは、1815年に正式に王立の名称を戴き「王立園芸協会」(RSAB)という名に昇格。途中戦争による中断を挟みながらも、「ゲント・フロラリア」は規模を拡大しながら、その豊かな歴史を刻んできました。

 
ブリュッセル名物アトミウムも艶やかに変身

ブリュッセル名物アトミウムも艶やかに変身

第34回目を迎えた2010年は200周年の節目に最も近い年。ベルギー共和国の独立が1830年であることを考えると、その歴史は国家そのものよりも長いことに。会場に集められた植物はざっと50万株以上。単純計算でも開催当初にくらべ1万倍以上の量に相当します。

国を代表する大イベントに成長した「ゲント・フロラリア」は、毎年ベルギー王室からお客様を迎えるのが慣例です。2010年は一般公開前の4月15日に、ちょうど当日50歳のお誕生日を迎えられたフェリップ皇太子がマチルド皇太子妃と4人の子どもたちを連れてご来場。メディアでも大きく報道されました。