母乳育児・授乳/ミルク・授乳の仕方

母乳育児かミルク育児か

母乳が出ても色々な事情でミルクを足す人がいる一方で、「母乳でなければいけない」と思いつめてしまう人も増えてきています。自分が楽にストレスにならない方法であれば、何を飲ませるかで悩まずにいて欲しいと思います。

浅井 貴子

執筆者:浅井 貴子

母乳育児ガイド

母乳が出ても、いろいろな事情でミルクを足す人がいる

外出先でもおっぱいをあげられる授乳用ケープ

外出先でもおっぱいをあげられる授乳用ケープ

出産後の生活はそれぞれの家庭で多様化しているので一概には言えませんが、母乳がたっぷり出て、あまり人に預ける予定が無い場合は、母乳育児の継続が可能だと思います。

ただ私が「赤ちゃん訪問」をしている現場では、母乳で足りていいる場合でも、人に預けることが多い時、産休明けすぐや0歳児で保育園に預けなければならない時、高齢出産で身体がしんどく授乳を家族で分担して行いたい時など、ミルクを足していきたいと希望するママの声は一定数聞かれます。

また、赤ちゃんの黄疸、体重の増加不良、入院時などもミルクを追加することがあります。

授乳時間が楽しく、楽にできる方法を選ぼう

ママと赤ちゃんの元気が一番!ストレスフリーな授乳様式を考えてみましょう。

ママと赤ちゃんの元気が一番! ストレスフリーな授乳方法を考えてみよう

できれば母乳だけで育てられるのが理想的ですが、「母乳でなければいけない」という強すぎる思いがストレスになり、自分を追い込んでしまう人も居ます。そのストレスの影響で母乳の出が悪くなっている人もいます。

出産が大変で出血が多かった場合や、睡眠不足などで体が疲れていると、母乳の分泌にも影響します。母乳をあげるのが大変で辛く感じるようであれば、ミルクの力を借りてみてもよいかもしれません。

ママが元気になること、そして授乳タイムが楽しいものであることが一番大事です。あまり無理をせずに、「出れば吸わせる、出にくければミルクの助けを借りながら授乳時間を楽しく過ごそう」という気持ちを持つことも必要ではないでしょうか?

※医療・健康に関する情報は、全ての個人に一様に当てはまるわけではない個別性の高い情報が含まれております。記事内容は全ての方への有効性を保証するものではありません。不調や不安を感じる場合は、自己判断せず必ず医療機関に相談してください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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