フライパンで簡単 ラム肉のシードル風
世界で最も有名なラム肉といえば、フランスはノルマンディとブルターニュの間に位置するモンサンミッシェル周辺の名産プレ・サレでしょう。肉からほのかに潮の味がするというプレ・サレは、残念ながら今日本では入手できませんが、ノルマンディ名産のシードルをソースに使ってプレ・サレをイメージした一皿を作ってみました。とても簡単ですが、見た目も味も、立派なおもてなし料理です。
ラム肉のシードル風味の材料(2人分)
ラム肉のシードル風味の作り方・手順
ラム肉のシードル風味の作り方
1:

フライパンを熱し、ラムラックの表面を強火で焼く(未整形のものは肉の外側の脂と骨の周りの脂を取り除いてから焼くが、整形済みのものを買ったほうが楽)。
2:

ごく弱火にし、じっくり火を入れる。肉の厚さや温度によるが、5~10分ほど火を入れてひっくり返し、さらに5~10分ほど焼く。中心部に金串を刺して温かくなっていればよい。そのままホイルに包んで30分ほど置いておく。
3:

ラムを焼いたフライパンの、残った脂をキッチンペーパーなどで拭いて取り除き、そこにバターを入れて中火にかける。
4:

バターが色づいてきたらシードル、塩少々を加える。
5:

とろみがつき、カラメルのような香りがしてくるまで煮詰める。このソースを切り分けたラムにかけて、完成。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。