りんごジャムとパパイヤのコンフィチュールレシピ
旬のフルーツを砂糖で煮るジャム。最近はコンフィチュールといって新感覚のテイストでフルーツのほか野菜やハーブ、スパイスなどいろんな食材のコラボレーションで新しい味わいを楽しむようになりました。今回は酸味が美味しい紅玉を使っていろんなバリエーションを味わってみてくださいね。まずは基本のりんごジャムから……。
りんごジャムの材料(4人分)
りんごジャムの作り方・手順
基本のりんごジャムの作り方
1:りんごに材料をを振りかけて15分ほど置いておく。
りんごは洗って皮をむき、6つ割にし芯を取り除きます。5mm厚のいちょう切りにし、鍋に入れます。グラニュー糖、白ワイン、レモン汁を振りかけて15分ほど置いておきます。りんごの水分と溶けた砂糖がなじんできます。
2:20分ほど煮る。
鍋を中火にかけ時々かき混ぜながら20分ほど煮て、りんごに透明感が出てきたら火を止めます。
3:保存ビンに入れる。
煮沸消毒した保存ビンに入れ、蓋をしっかり閉めて逆さまにして置いておきます。果肉を残したプレザーブタイプは、サクッとした食感と甘さ控えめのジャムです。
バラ色のりんごジャムの作り方
4:弱火で約15分ほど煮る。
リンゴは洗って皮をむき、4つ割にして芯を取り除きます。3mm厚に切り鍋に入れます。むいた皮、砂糖、赤ワインを入れて弱火で約15分ほど煮て、火を止めます。
5:皮を取り出す。
少しさめたら皮を取り出し、赤く染まった皮の内側の果肉をスプーンで削り取り鍋にもどします。
6:ピューレ状にする。
スティックミキサーにかけてピューレ状にして、中火にかけます。かき混ぜて3分ほどしたら火を止めます。
7:保存ビンに詰める。
煮沸消毒した保存ビンに詰めます。ローズ色に染まったジャムは、赤ワインがほんのり香る少し大人の味わいです。
さつま芋とりんごのコンフィチュールの作り方
8:リンゴ、さつま芋、砂糖、レモン汁、白ワインを振り10分置く。
さつま芋は皮をむき小さめの乱切りにして水に漬けてアクを抜きます。リンゴも洗って皮をむき6つ割にし芯を取り除き3mm厚に切ります。鍋にリンゴ、さつま芋、砂糖、レモン汁、白ワインを振りかけて10分ほど置いておきます。
9:中火でかき混ぜながら5分ほど煮たら火を止める。
鍋に蓋をして弱火にかけ、さつま芋が柔らかく煮えたら火を止めます。スティックミキサーにかけてピューレ状にし、湯でさっと洗い細かく切ったレーズンを加えて、中火でかき混ぜながら5分ほど煮たら火を止めます。
10:保存ビンに詰める。
煮沸消毒した保存ビンに詰めます。やさしい甘さのりんごとさつま芋の組み合わせは、冷やしてそのままデザートとしていただくのも、おすすめです。
パパイヤのコンフィチュールの作り方
11:中火で10分ほど煮る。
パパイヤは洗って皮をむき、4つ割りにして中の種を取り除きます。3mm厚に切り鍋に入れます。グラニュー糖、レモン汁、白ワインを振りかけて10分ほど置いてから、中火で10分ほど煮ます。
12:ピューレ状にして中火で5分ほど煮る。
スティックミキサーにかけてピューレ状にして中火で5分ほど煮たら火を止めます。最後に黒こしょうを振りかけて味を調えます。
13:保存ビンに詰める。
煮沸消毒した保存ビンに詰めます。美しい色とトロピカルな香り、黒こしょうのピリッとした味わいがアクセントのコンフィチュールができました。
ビンの煮沸消毒は、こんな風に。
14:水を入れた鍋で10分ほど煮沸消毒する。
水を入れた鍋にビンと蓋、スプーン、じょうごなどを完全に浸かるようにして火にかけ10分ほど煮沸消毒します。熱いのでトングなどを使って取り出し、清潔な布巾に逆さまにして乾かします。できたての熱いジャムをビンに入れて、蓋を閉めて逆さまにして冷まします。(脱気します)熱いので充分気をつけて、やけどをしないように布巾などを使って下さい。
15:冷蔵庫で保存。
作ってから2週間くらいで食べきれるようでしたら、清潔なビンや密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しても大丈夫です。
16:完成。
ラベルを作って、可愛らしくラッピングをしてお楽しみ下さい♪
ガイドのワンポイントアドバイス
果物の香りや色を大切にしたいので、短時間で煮詰めています。甘さを控えめに作っています。できるだけ早めに食べきってください。砂糖の量はお好みで、果物の30~70%くらいですが、お好みで調整して下さいね。糖度が高いほど保存が利きます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。