風味豊かな手づくり柚子こしょうの作り方
夏に収穫した青柚子の果皮と、青唐辛子を練り合わせると「青柚子こしょう」秋が深まって黄色く熟した柚子と、真っ赤に熟した赤唐辛子を練りあわせると「赤柚子こしょう」どちらも九州の特産品です。この風味豊かな柚子こしょうを作ってみましょう。材料は柚子の果皮1に対して、生の赤唐辛子1/3、粉赤唐辛子1/3、塩1/4を使います。赤唐辛子は種ごと使います。新鮮な柚子の皮をすりおろしますので、自宅の柚子を使うのが一番ですが、買ってきた柚子でも、もちろん大丈夫です。今回、生の赤唐辛子のかわりに激辛唐辛子ハバネロを。粉唐辛子は辛さの中にも甘さを感じる韓国粉唐辛子を使いました。すり鉢でする柚子の香りと、ピリっとした唐辛子を練り合わせた柚子こしょうは、鍋料理にはもちろん、焼き魚、刺身、またスープに。料理をひきしめてくれる万能調味料を、どうぞ手づくりでお楽しみください。
柚子こしょうの材料(約30グラム)
柚子こしょうの作り方・手順
柚子こしょうの作り方
1:柚子をすりおろす
柚子を洗い水気を拭き取り、おろし器ですりおろします。皮をむいてフードプロセッサーで細かくしても大丈夫です。
2:ハバネロを刻む
ハバネロは縦半分に切り、みじん切りにします。
3:すり鉢に材料を加える
すり鉢にすりおろした柚子の皮、粉唐辛子、ハバネロのみじん切り、塩を加えすりこぎですります。
4:すりつぶす
すりはじめはつぶつぶ感がありますが、3分ほどするとなめらかになってきます。なめらかなペースト状になったらでき上がりです。今回は作りやすい量として柚子を6個分でつくりました。保存瓶に入れて冷蔵庫で保存して下さい。一月位は保存できます。時間とともに辛味もまろやかに深みのある味わいを楽しめます。
5:完成
鍋料理の薬味に、オリーブオイルと合わせてドレッシングに。スープに加えてエスニック風に、またお刺身や焼き魚、野菜サラダや焼き野菜などいろいろにお楽しみください。牡蠣のシーズンは薬味におすすめです!
6:柚子は絞って瓶に入れて冷蔵庫で保存
皮を使ったあとの柚子は絞って瓶に入れて冷蔵庫で保存します。柚子ドレッシング、焼き魚、柚子醤油などにご利用ください。
7:飲み物にも
熱い白湯に蜂蜜と柚子の絞り汁を加えたホットハニー柚子は、朝食やおやつどきにも最適な飲み物です。
8:今回使った唐辛子はハバネロ
今回使った唐辛子は激辛唐辛子として有名なハバネロです。緑色の実がオレンジ色に熟したら使います。可愛い鉢植えとしても楽しめますよ。
ガイドのワンポイントアドバイス
柚子の皮6個分ほどが作りやすいです。果皮をおろす時、柚子の果汁が少し入ってもかまいません。塩の量はお好みで加減してください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。