さわやかな味わい・マーマレード
ホームメイドのいちばんの楽しみは、新鮮な果物の味わいをとじ込めたジャム作りですね。今年もお友達の庭にできた、みずみずしい夏みかんをたくさん送っていだきました。今回は今までとちょっと違った作り方をご紹介します。夏みかんの皮から果汁まで、丸ごと使って作るマーマレードです。コトコトと煮込んだジャムは、色つやよく香りもとびっきりです。
手づくりジャム・マーマレードの材料(4人分)
手づくりジャム・マーマレードの作り方・手順
手づくりジャム・マーマレードの作り方
1:
夏みかんは、よく洗い水気をふき取ります。横半分に切り、夏みかんの果汁を絞ります。約400mlほど絞れました。
2:
絞った後の内袋と種には、ぺクチンが多く含まれているので、サラシの袋に入れ、袋をしっかり閉じて使います。夏みかんの皮はさらに半分に切り、3~5mm幅の細切りにします。
3:
ホーロー鍋かステンレス鍋に、細切りの皮、水、絞った果汁、内袋と種が入ったサラシ袋を入れて火にかけます。沸騰したら弱火にしてアクをとりながら、約2時間ほど煮ます。
4:
鍋の半分くらいの量になりました。オレンジの皮をつまんでみて、指で簡単に切れるようだったら、火を止めます。サラシ袋は取り出して冷ましておきます。このあとペクチンを搾り出すので、捨てないでください。
5:
サラシ袋を取り出した鍋に砂糖を加えます。よくかき混ぜて弱火で20分ほど砂糖が完全に溶けるように煮ます。
6:
冷ましておいたサラシ袋を鍋の中によく絞りだし、ペクチンを加えます。弱火で15分位ゆっくりかき混ぜながら煮込みます。
7:
適度なとろみ感と、さわやかな風味の手づくりマーマレードができました。トーストにヨーグルトにまたフルーツソースとしてもお楽しみください。
ガイドのワンポイントアドバイス
ジャム作りの果物は、実のしまった新鮮なものを使います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。