お茶類も良いのですが、たまには甘いものも飲みたくなりますよね!
実はこれらの表示は規定があって、何にでもつけられるわけではなく、その概要は厚生労働省が「栄養表示基準に基づく栄養成分表示」の中で定めているものなのです。では、その内容を早速みていきましょう!
■ゼロカロリー飲料は500mlペットボトル1本24kcalかも!?
無、ゼロ、ノン、レスといった「含まない」意味の表示用語ですが、食品も飲料も100g(100ml)あたり5kcal未満の場合に表示可能というガイドラインがあります。確かに数字としてはとてもカロリーが低い印象がありますが、この数字はちょっと注意したいポイントもあるんです。
【ガイドライン】
含まない(ゼロ、レス、ノン、無の表示)
- 飲料のカロリーの場合、100mlあたり5kcal未満。
- 糖分の場合、100g(ml)あたり0.5g未満
つまり、ペットボトル1本(500ml)を飲んだ場合、商品によっては実は1本あたり24kcalはあるかもしれない、と言えます。全くのカロリーゼロではない場合もあるので、憶えておくと良いでしょう。
■カロリーオフ飲料は500mlペットボトル1本99kcalかも!?
低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフといった「低い」意味の表示用語は、
食品は100gあたり40kcal、飲料は100mlあたり20kcalという基準値以上減少していること、とされています。
つまり、ペットボトル1本(500ml)の場合は、1本飲むと99kcalはあるかもしれない、ということになるわけなのです! 低カロリー飲料は、成分表示が100mlあたりで表記されていることが多いので、一商品あたりに置き換えて計算する必要があり、こちらも気をつけたいところですよね。
【ガイドライン】
低い(低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ)
- 飲料のカロリーの場合、100mlあたり20kcal未満。
- 糖分の場合、100mlあたり2.5g未満