アルゼンチン行きの航空券
エセイサ国際空港は、ブエノスアイレスの玄関口
アルゼンチンは、日本からだと地球のちょうど真裏。遠い国ということもあって、残念ながら直行便はありません……。どうしてもどこかで乗り継ぎしなければいけないため、海外旅行に慣れていない人にはちょっと不安かもしれませんが、基本的には同じ航空会社の乗り継ぎ便を利用することになるので、それほど心配することはありません。
ここでは、比較的利用しやすいアルゼンチン行きのフライト情報を集めてみました。一番便利なのは、毎日発着しているアメリカ系の航空会社でしょう。また、カナダやメキシコ経由もよく利用されます。また、あまり一般的ではありませんが、オーストラリアやニュージーランド経由というのもあります。金額や時間だけでなく、距離が長いためマイレージも検討材料のひとつにしてみてください。基本的には、すべて成田空港発ブエノスアイレスのエセイサ国際空港着の便となりますので、関西空港などその他の都市からの発着便は、旅行代理店やウェブサイトなどで調べてみましょう。
アメリカン航空(アメリカ経由)
所要時間の短さを求めるのなら、アメリカン航空に軍配が上がります。ダラス経由での乗り継ぎがスムースなので、他の航空会社よりもかなり早いですが、その分多少割高に。成田からブエノスアイレスまでは毎日発着があり、乗り継ぎを入れて約26時間。移動を少しでも短くするなら最適のエアラインといえます。公式サイト>>>アメリカン航空/ワンワールド
コンチネンタル航空(アメリカ経由)
最も安いとされているのが、コンチネンタル航空です。ヒューストン経由で毎日発着していますが、日本からだと多少乗り継ぎが悪い面も……。成田からブエノスアイレスまでは、乗り継ぎを入れて約30時間。とにかく安くあげたいという個人旅行者にはお勧め。公式サイト>>>コンチネンタル航空/スターアライアンス
デルタ航空(アメリカ経由)
基本的にアメリカン航空かコンチネンタル航空を選ぶのが妥当だと思いますが、もし余裕があれば他の航空会社も比較してみましょう。デルタ航空もアトランタ経由で毎日就航。成田からブエノスアイレスまでは、乗り継ぎを入れて約28時間。公式サイト>>>デルタ航空/スカイチーム
エアカナダ(カナダ経由)
アメリカ経由ではない行き方をしたいのであれば、カナダ経由で行くのはいかがでしょうか。乗り継ぎがあまり良くないのですが、時間に余裕があればトロントでストップオーバーすることも可能です。ただし、トロント~ブエノスアイレス間は月曜と水曜、ブエノスアイレス~トロント間は火曜と木曜が運休となるのでご注意を。成田からはトロント経由でブエノスアイレスまで約33時間。公式サイト>>>エアカナダ/スターアライアンス
アエロメヒコ(メキシコ経由)
メキシコ経由で2カ国まわるという行き方もあります。メキシコシティにて往復1回ずつ無料でストップオーバーができるというのも魅力。成田からメキシコシティを経由してブエノスアイレスまでは、乗り継ぎを入れて約32時間。往路は同日乗り継ぎであれば水曜のみ、復路は同日乗り継ぎができず、木曜と土曜発ならメキシコシティ1泊で成田到着することができます。公式サイト>>>アエロメヒコ/スカイチーム
カンタス航空(オーストラリア経由)
こちらはあまり知られていませんが、オーストラリア経由で行くというやり方もあり、実は乗り継ぎも早く、意外に便利なので最近注目を集めています。同日乗り継ぎするのであれば、往路は火曜、金曜、日曜発のみ、復路は月曜、水曜、土曜発のみ。成田からシドニーを経由してブエノスアイレスまでは、乗り継ぎを入れて約27時間。公式サイト>>>カンタス航空/ワンワールド
カタール航空(カタール経由)
カンタス航空とともに、最近注目されているのがこのルート。中東系の航空会社はサービスがいいことで知られていますが、カタール航空はその代表格。とくに、ビジネスクラスのフルフラットシートは、長い旅程もストレスがなく楽しめます。日本の起点が関西空港なので、関西方面の方には便利かつリーズナブルかも。関西空港からドーハ、サンパウロを経由し、ブエノスアイレスまでは、乗り継ぎを入れて約32時間。公式サイト>>>カタール航空/スターアライアンス
他にも、オークランド経由のニュージーランド航空、ドイツ経由のルフトハンザ航空などもありますが、金額と時間のバランスが成り立たないことも多いので、今のところ上記の航空券で行くのがベストでしょう。