サッカー代表の公式スポンサー、キルメス

アルゼンチンビールの代名詞であるキルメスはどこに行っても飲めるundefined写真提供:HUMMOCK Cafe

アルゼンチンビールの代名詞であるキルメスはどこに行っても飲める 写真提供:HUMMOCK Cafe

アルゼンチンといえば、世界第5位の生産量を誇るワインが有名ですが、実はビールもよく飲まれているお酒のひとつ。ワインが多少減少傾向があるのに対し、ビールの消費量は年々アップしています。もちろん、レストランやカフェなど、どこに行ってもビールを飲むことが出来ます。

そんなアルゼンチンのビールで、最もメジャーなブランドがキルメス。水色と白というアルゼンチンの国旗と同じカラーのラベルが特徴で、サッカーのアルゼンチン代表の公式スポンサーになっていることでも知られています。アルゼンチンにはいくつかのローカルビールのブランドもあり、ヨーロッパなどから国外ブランドも入ってきてはいますが、実際に飲まれているのはキルメスがほとんど。なんと国内シェア75%というからその人気のほどがわかるでしょう。

アルゼンチンビールの代名詞

キルメスという言葉は、ブエノスアイレス近郊の町キルメスに由来します。ドイツ系移民のオットー・ベンベルグが1888年に設立したビール会社は急速に成長し、30年ほどで国内シェアの1位を勝ち取りました。以来、アルゼンチン・ビールの代名詞となっています。水色と白のマークは、町中を歩いていると必ず目に入ってきます。アルゼンチンを代表するアイコンのひとつとなっており、国民的ビールといってもいいでしょう。

キルメスには、ベーシックなラガービールの「クリスタル」の他に、アイリッシュ風の黒ビール「ストウト」、色が濃くアルコールが高めの「ボック」、ノンアルコール・ビールの「リーベル」など様々な種類があります。なかでも人気なのは、やはり「クリスタル」。すっきりとした味わいで、あまりクセもなく、日本のラガービールに近い印象があります。外国産ビールが苦手という人でも、それほど違和感なく味わえるのではないでしょうか。

キルメスを手に入れるのは簡単。スーパーだけでなく、街角のちょっとしたキオスコ(売店)でも気軽に購入することが出来ます。ビンと缶と両方ありますが、現地の人たちは大ビンを買ってみんなで集まって飲むのが主流。もちろん、カフェやバーなどにも必ず置いてあります。とくに、アルゼンチンはカフェが多いので、チーズやチョリソー(ソーセージ)などを盛ったピカーダというおつまみセットを注文して一緒に飲むのが、カフェスタイルの定番。また、アルゼンチンならではの肉料理にも合うので、ビール派の方はぜひ現地のレストランでも「セルベサ、ポル・ファボール!(ビールをください!)」と元気にオーダーしてみてください。

日本でも、ハナマサなどで輸入販売されており、南米系のレストランやビール専門店などでも飲むことが出来るので、機会があればぜひお試しを!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。