先生も子どもも慣れない4月
いよいよ新学期のスタートです! |
そのため、新年度の準備で先生たちも大忙し。事務作業や模様替えなどの実務が増え、どうしても子どもとじっくり向き合えない状態にもなってしまっています。その忙しさを、子どもは敏感に感じ取ります。
大人にとっては「小さな」変化にしか思えないようなことも、子どもにとっては大きいものである場合もあります。年度替わりの環境の変化が、子どもの心を不安定にさせてしまうのは、よくあることです。子どもがイライラして「荒れる」こともあります。同時に精神的な負担が増えると子どもの心の辛さは「身体」に出ます。熱を出したり、下痢になったり、もっとひどくなると、チックやおもらしなどの症状が出ることもあります。
子どもと接する時間を増やして
子どもを落ち着かせ、スムーズな新年度を迎えるために、いくつか気をつけておきたいことがあります。- 子どもと接する時間を増やす
- 早寝・早起きをする
- 園の様子をのぞいてみよう
年度替わりは親も忙しいもの。だからこそ、子どもと接する時間をなるべく増やし、語りかけをするようにしましょう。新しいお友だちや先生の話を聞いてみては?
精神的な疲れは身体に出ます。子どもの心が疲れている時期なので、普段よりも気をつかって早寝、早起きをさせましょう。
子どもが相当に荒れているようなときには、本当に何か大きな問題が起きていることもあります。園がどう変わったのか、親が見学するのもいいかもしれません。
この時期を乗り切れば、楽しい1年を送れます。なによりも、まずは子どもの「心」と「身体」に気を配って、新年度をスタートさせましょう!